●教えてドクター
★3月のテーマ「医学会総会の市民向け企画」
名古屋大学医学部 脳神経外科 教授
若林 俊彦 先生
日本医学会総会の市民向け企画の中の、「ひろがるまち」についてお話します。日本の医療の技術は非常に優れていますので、そういった技術で発展途上国に対して貢献していきたいと思っています。その技術がどのように広がっているかを垣間見ようというのが「ひろがるまち」です。例えば日本には母子手帳がありますが、お母さんと子どもをつなぐ、この手帳の発想は日本が発祥であり、世界をリードしています。子ども達がお母さんと一緒に手帳の中に成長を記録するという技術は日本から発信されていますので、こういった物の良さを世界に広げていきたいというプロジェクトもあります。この展示コーナーではお母さんの手帳、子ども達の記録等を実際に見ることができます。各国の母子手帳を展示しています。その他、医療に関する日本のブランドが世界にどのように広がっているかを見ることができます。それはハードだけではなく医療従事者の日本での教育、そしてそれが世界にどのように羽ばたいていったかを見ることができます。また、内視鏡の技術は日本が世界をリードしているのですが、内視鏡を外に持っていくだけでなく、現地の医療従事者に使い方を教育してその地域で広めようという動きについても展示されています。さらに、様々なスポーツを体験できるコーナー、あるいは災害に対して、我々がどのように防災していったら良いかを体験できるコーナーも企画されています。是非体験していただきたいと思います。
名古屋大学医学部 脳神経外科 教授
若林 俊彦 先生
日本医学会総会の市民向け企画の中の、「ひろがるまち」についてお話します。日本の医療の技術は非常に優れていますので、そういった技術で発展途上国に対して貢献していきたいと思っています。その技術がどのように広がっているかを垣間見ようというのが「ひろがるまち」です。例えば日本には母子手帳がありますが、お母さんと子どもをつなぐ、この手帳の発想は日本が発祥であり、世界をリードしています。子ども達がお母さんと一緒に手帳の中に成長を記録するという技術は日本から発信されていますので、こういった物の良さを世界に広げていきたいというプロジェクトもあります。この展示コーナーではお母さんの手帳、子ども達の記録等を実際に見ることができます。各国の母子手帳を展示しています。その他、医療に関する日本のブランドが世界にどのように広がっているかを見ることができます。それはハードだけではなく医療従事者の日本での教育、そしてそれが世界にどのように羽ばたいていったかを見ることができます。また、内視鏡の技術は日本が世界をリードしているのですが、内視鏡を外に持っていくだけでなく、現地の医療従事者に使い方を教育してその地域で広めようという動きについても展示されています。さらに、様々なスポーツを体験できるコーナー、あるいは災害に対して、我々がどのように防災していったら良いかを体験できるコーナーも企画されています。是非体験していただきたいと思います。