健康ライブラリー 2019年3月10日

健康ライブラリー / ライフ・ヘルスケア

●教えてドクター 

★3月のテーマ「医学会総会の市民向け企画」

名古屋大学医学部 脳神経外科 教授
若林 俊彦 先生

日本医学会総会の中の市民向けの展示は、主に4つの柱に分かれています。希望の町、暖かい町、学びの町、広がる町の4つが大きなテーマのポイントです。今回は希望の町について詳しくお話します。希望の町には未来を開く最先端医学というサブテーマがついています。日本が世界をリードしているIPSを含めた再生医療については、さまざまなプロジェクトが日本から発信しています。この実際の細胞を見たり体験したりすることもできます。どんな臓器にも発展、成長していって病気の治療や新しい薬に役立つIPS細胞を顕微鏡で見ることができます。その他例えばダビンチに代表されるような、手術ロボットの最先端手術室を実際見たり、場合によっては触ったりすることができます。また実際に手術を体験できるようなバーチャルシュミレーションの手術室等も予定されております。実際バーチャルで手術を体験して、どんな未来の手術室があるかを経験することができます。将来は自分がどうやって手術をしているか等の感触も分かるような手術が今開発されています。恐らくたくさんの方が来場されるので、整理券が出るとは思いますが、体験されたい方は早めにいらしていただければ体験できるのではないでしょうか。
 

●スマイルリポート~地域の医療スタッフ探訪

後藤 利昭 先生 (ゴトウ薬局 薬剤師)

◆力を入れて取り組んでいる事
当薬局は一般用医薬品、サプリメント、介護用品、雑貨、化粧品等を販売し、調剤も行っております。ここで働いておりますと、継続して服薬している薬とサプリメント等の飲み合わせや、食事の現実、時には家族の悩み等の色々な相談を受けることがあります。内容によっては適度な運動の仕方をアドバイスさせていただいたり、「病院で薬や定期検査の結果を説明させてもらったがよくわからない。」とおっしゃる方には、専門用語を使わず理解できるような言葉で説明させていただいたりしております。

◆心に残るエピソード
最近のことなのですが、日本語があまり使えない留学生が体調不良で健康相談に来局されたことがありました。お互い携帯電話のアプリを使い、苦労しながら何とか会話をしました。その方が土曜日の夕方来局された時、激しい腹痛をうったえたので、救急病院を紹介させていただきました。それ以来その方やご友人も、処方せんを持って相談に来局されるようになりました。今も服薬指導にはとても苦労しておりますが、良い勉強になっております。

◆現場の課題
在宅医療に関してですが、ドクター、ケアマネージャー、看護師、ヘルパー、薬剤師が連携することで、利用される患者様により質の高いサービスが提供できると思っています。しかしながら在宅医療の現状においては、薬剤師の参加は未だメジャーであるとは言い難いです。北区薬剤師会では区民祭り等のイベント等に参加することで、薬剤師は薬を渡すだけではなく、皆様の健康維持等の相談にも対応できることを理解していただけるよう努力してまいります。
 
 

 
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