●教えてドクター
★10月のテーマ「乳がん治療の最新情報」
名古屋大学医学部付属病院 手の外科
平田 仁 先生
20世紀末までリンパ管というのは忘れられた脈管と呼ばれていました。専門家もほとんどいませんでしたが、この20年位の間に随分進歩してきました。乳がんの治療をされている先生方にもがんの治療に成功した後の問題について、配慮していただけるようになりました。早い段階で見つけて私たちの所に紹介いただけるようになっていますので、そういった指導があった時には積極的に行っていくことがその後の生活の質にとって大変重要になります。私たち名古屋大学では専門のリハビリの先生にかからなくても自宅で治療できるような新しい器材の開発も行っています。お家で簡単に使えるような物ですので、そういった物を使った有効性の確認について研究もしております。そういった情報も含めて市民の方に積極的に情報提供しています。今、乳腺外科の先生方と協力しながら、リンパ浮腫に対する市民公開講座を行っております。定期的に行っておりますが、直近のところでは11月25日に名古屋大学の鶴舞キャンパスで朝10時から2時間ほど乳がんの最新治療とリンパ浮腫の最新治療についての市民公開講座を行います。参加希望の方は直接来ていただいても大丈夫ですし、私たちが運用しているハンドフロンティアというNPO団体のホームページにアクセスしていただくと事前申込ができます。
名古屋大学医学部付属病院 手の外科
平田 仁 先生
20世紀末までリンパ管というのは忘れられた脈管と呼ばれていました。専門家もほとんどいませんでしたが、この20年位の間に随分進歩してきました。乳がんの治療をされている先生方にもがんの治療に成功した後の問題について、配慮していただけるようになりました。早い段階で見つけて私たちの所に紹介いただけるようになっていますので、そういった指導があった時には積極的に行っていくことがその後の生活の質にとって大変重要になります。私たち名古屋大学では専門のリハビリの先生にかからなくても自宅で治療できるような新しい器材の開発も行っています。お家で簡単に使えるような物ですので、そういった物を使った有効性の確認について研究もしております。そういった情報も含めて市民の方に積極的に情報提供しています。今、乳腺外科の先生方と協力しながら、リンパ浮腫に対する市民公開講座を行っております。定期的に行っておりますが、直近のところでは11月25日に名古屋大学の鶴舞キャンパスで朝10時から2時間ほど乳がんの最新治療とリンパ浮腫の最新治療についての市民公開講座を行います。参加希望の方は直接来ていただいても大丈夫ですし、私たちが運用しているハンドフロンティアというNPO団体のホームページにアクセスしていただくと事前申込ができます。