●教えてドクター
★4月のテーマ「薬と薬局の最新事情」
金城学院大学 薬学部 教授
網岡 克雄 先生
いくつかの医療機関にかかっていらっしゃる患者さんは、その近くの薬局でお薬をもらっているのではないでしょうか?別々の薬局でもらっていると、2つの処方、例えば皮膚科と内科からの処方となります。そうするとお薬の相互作用のチェックがどうしても不十分なります。かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師というのは、その薬局や薬剤師が一人の患者さんのすべての薬に関わることによって、総合的に患者さんの医薬品の管理をするということを目指しています。必要であればやはりたくさんの薬を飲まなければいけません。ただ、効果が重なっているものを2つ飲んで血圧等が下がりすぎたり、糖尿病の薬で血糖が下がりすぎたりすることがあります。お薬は余分に使ったら効果があるというものではなくて、害しかでてまいりません。このあたりに気を付けて薬剤師が管理しなければなりません。かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師をつくるためには、色々な相談をするために近い所がいいのではないかと思います。そして電話の連絡等ができるようになっていますので、相性が合う合わないがあると思います。そういうことも大切なので何人かの薬剤師に会って、「この人なら」という人を見つけるのも大切だと思います。かかりつけ薬剤師は同意書を取りますが、そういった契約書を書いて契約をすれば、その薬剤師が専門で患者さんの薬物療法のアドバイスにあたります。そして住居が変わったり薬剤師との相性が合わなかったりした場合は、途中で変更も可能です。
金城学院大学 薬学部 教授
網岡 克雄 先生
いくつかの医療機関にかかっていらっしゃる患者さんは、その近くの薬局でお薬をもらっているのではないでしょうか?別々の薬局でもらっていると、2つの処方、例えば皮膚科と内科からの処方となります。そうするとお薬の相互作用のチェックがどうしても不十分なります。かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師というのは、その薬局や薬剤師が一人の患者さんのすべての薬に関わることによって、総合的に患者さんの医薬品の管理をするということを目指しています。必要であればやはりたくさんの薬を飲まなければいけません。ただ、効果が重なっているものを2つ飲んで血圧等が下がりすぎたり、糖尿病の薬で血糖が下がりすぎたりすることがあります。お薬は余分に使ったら効果があるというものではなくて、害しかでてまいりません。このあたりに気を付けて薬剤師が管理しなければなりません。かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師をつくるためには、色々な相談をするために近い所がいいのではないかと思います。そして電話の連絡等ができるようになっていますので、相性が合う合わないがあると思います。そういうことも大切なので何人かの薬剤師に会って、「この人なら」という人を見つけるのも大切だと思います。かかりつけ薬剤師は同意書を取りますが、そういった契約書を書いて契約をすれば、その薬剤師が専門で患者さんの薬物療法のアドバイスにあたります。そして住居が変わったり薬剤師との相性が合わなかったりした場合は、途中で変更も可能です。