●教えてドクター
★2月のテーマ「アドバンス・ケア・プラニング」
国立長寿医療研究センター 地域医療連携室長
西川 満則 先生
アドバンス・ケア・プラニング(ACP)を広めるための取り組みとして、市民の方がACPをやりたいといった時に、それをサポートできる人材を育成したいと思っています。そこで、 ACPトレーニングパッケージというというシステムを構築して、研修会等を行っています。最初はe-ラーニングでACP(もしバナ)の知識をスライドや解説で学んでいただき、その後に研修会を行っています。研修会は1病院だけではいけないので、知多半島の7つの病院が集まって合同研修会という形で行っています。毎年100人位参加し、朝から晩までACPに必要な場面ごとのロールプレイをやり続けています。帰りにはぐったりするほどです。それだけコミュニケーションが大切なものなので、自分の体にACPのコミュニケーションが刷り込まれるまでロールプレイを行って、トレーニングをするといった研修会を行っています。患者や家族や市民にとって学ぶ機会として「もしバナカード」というゲームがあります。このゲームを使って、市民の方に「もしもの時のことを考えるきっかけを作りたい」という試みが始まっています。実は千葉県の亀田総合病院のスタッフの皆さんが海外から日本に取り込んできたゲームです。いま評判が良くて日本全国に広まっています。私どもの地域でもデイサービスの周囲の市民の皆さんとデイサービスのスタッフが一緒に「もしバナゲーム」を行う予定になっています。もしバナ(もしもの時の話し合い)を市民参加型でゲームとして行うことにより、アドバンス・ケア・プラニングという言葉を耳にする機会も多くなると思います。是非多くの皆さんにこういったゲーム等が行われる機会に参加していただきたいと思います。
国立長寿医療研究センター 地域医療連携室長
西川 満則 先生
アドバンス・ケア・プラニング(ACP)を広めるための取り組みとして、市民の方がACPをやりたいといった時に、それをサポートできる人材を育成したいと思っています。そこで、 ACPトレーニングパッケージというというシステムを構築して、研修会等を行っています。最初はe-ラーニングでACP(もしバナ)の知識をスライドや解説で学んでいただき、その後に研修会を行っています。研修会は1病院だけではいけないので、知多半島の7つの病院が集まって合同研修会という形で行っています。毎年100人位参加し、朝から晩までACPに必要な場面ごとのロールプレイをやり続けています。帰りにはぐったりするほどです。それだけコミュニケーションが大切なものなので、自分の体にACPのコミュニケーションが刷り込まれるまでロールプレイを行って、トレーニングをするといった研修会を行っています。患者や家族や市民にとって学ぶ機会として「もしバナカード」というゲームがあります。このゲームを使って、市民の方に「もしもの時のことを考えるきっかけを作りたい」という試みが始まっています。実は千葉県の亀田総合病院のスタッフの皆さんが海外から日本に取り込んできたゲームです。いま評判が良くて日本全国に広まっています。私どもの地域でもデイサービスの周囲の市民の皆さんとデイサービスのスタッフが一緒に「もしバナゲーム」を行う予定になっています。もしバナ(もしもの時の話し合い)を市民参加型でゲームとして行うことにより、アドバンス・ケア・プラニングという言葉を耳にする機会も多くなると思います。是非多くの皆さんにこういったゲーム等が行われる機会に参加していただきたいと思います。