北野誠のズバリ

衝撃!「休肝日」は意味がない?

7月17日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「思った以上に〇〇でした」には、「今年は休肝日を一切取っていないのに、健康診断の結果が意外にも良かった」というリスナーAさんからの投稿が寄せられました。

Aさんが普段から行っているという16時間断食のおかげなのか、はたまた体質なのか。いずれにしても「自分の肝機能は最強!」と言い放つAさんに、北野誠が「休肝日の真実」を語りました。

[この番組の画像一覧を見る]

今年は休肝日なし!

「健康診断が6月にありまして、その診断結果が先日届きました」(Aさん)

昨年までは週に一度は休肝日を設けていたものの、今年に入ってからまだ一度も休肝日を取っていないというAさん。

「外食をすれば浴びるようにビールや焼酎を飲み、家の晩酌でも缶ビール1缶とロング缶のチューハイ2本は最低でも飲んでいました」(Aさん)

Aさんは今年、家でも外でも毎日必ず飲酒をしていたそうです。

「食べる方も、50代のわりにはたくさん食べていたので、さすがに今回の健康診断はγ(ガンマ)GTPと中性脂肪の値はやばいんじゃないか…と、ちょっと覚悟を決めておりました」(Aさん)

健康診断の結果は悪いに違いないと腹をくくったAさん。果たしてその結果は?

医者の「嘘も方便」

「しかし診断結果は思った以上に良く、中性脂肪は98、γGTPにいたってはたったの20」(Aさん)

意外過ぎる数値に、北野からも「ほぉ~」と驚きの声が上がります。

「ズバリで辰兄(河原崎辰也)が言っていた“16時間断食”を普段しているんですが、その効果があったのか?それとも体質なのか?どちらかわかりませんが、『自分の肝機能は最強!』と思いました」(Aさん)

Aさんの喜びが爆発する中、北野がこんな知識を披露します。

北野「休肝日っていうのは本当はあんまり意味ないんですよ」

これは、この番組の金曜日の健康コーナーに登場する、心療内科本郷赤門前クリニック院長で医学博士の吉田たかよし先生から北野が聞いた話。

北野「あれは、全体の酒の量を抑えるために、医者が言い出した“嘘も方便”なんです」

いつからか定着している「休肝日」という言葉ですが、なんと「嘘」だというのです。

大事なのは「総量を減らす」こと

北野「『48時間あけたら肝機能が元に戻りますよ』って言ってますけど、あれも違う。要は飲む量が減るか減らないかだけの問題なんですよ」

松岡亜矢子「全体に減らそうっていう、そういうことなんですね」

「休肝日を設けた方が良い」というのは、お酒の総量を減らす目的で医者が言う言葉なのだとか。

北野「あんまり医者はそんなことは言い出さないんですけど。必ず休肝日、休肝日って言うんねんけど。総量を減らすと言っても無理な人には、『1日だけ〇〇を抜いたら全然違うから』っていうような言い方をしてるんです」

つまり、どれだけ言ってもお酒を減らせない人への、やさしい嘘だというわけです。

松岡「確かね、そりゃそうですよね。ちょっとでも減ればいいんですし。年間で考えたらね」

北野「だいぶ違いますからね」

Aさんの健康自慢から、「休肝日の真実」にまで話が及びました。
(minto)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2024年07月17日13時28分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報

×