八木志芳の私たちは求めてる

親世代は注意!思春期の娘にウザがられる言い方

6月16日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、「露出度が高い服を着る娘に注意をしてもウザがられてしまう」と悩む母親に、パーソナリティの八木志芳が自分の経験を振り返りアドバイスを送りました。

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注意してもウザがられる

40代の女性から中学2年生の娘さんへの「服装の注意の仕方」について相談が寄せられました。
娘さんは、かなり短めのショートパンツをよく履いているそうです。

「大きめのTシャツを着ると、ズボンを履いているのかいないのかわからなくなるぐらいの短いズボンです。
ですが、成長期を迎え、お尻にも脂肪がついてふんわりし、そのパンツを履くとお尻の下の方が見えてしまうのです」(Aさん) 

母親のAさんは、成長に伴って露出度がどんどん高くなってくる娘さんを見ていると気が気ではありません。
一方、娘さんはまったく気にしていないようで、その服装で祖父母の家に遊びに行ったりスーパーに買い物に行ったりするそうです。

「一度『その服、ちょっと目のやり場に困るんだよね』と言いましたが、思春期の娘にとってはそういう母親からの言葉が嫌なのか、『なんで突然そういうことを言うの?ずっと前から着てるけど、何も言わなかったじゃん』との返答。正直、おじいちゃんも目のやり場に困るだろうし、街中に変質者もいるかもしれない」(Aさん)

娘さんに注意したいのですが、どう言えばウザがらずに聞いてくれるのか悩んでいるとのこと。
八木も20代の時から露出高めの服を着ることが好きだったようで…。

八木「いや、これは、私が娘さんの立場だったら、服装について文句を言ってくる母親はウザいなと思います」

性犯罪に巻き込まれる可能性

とはいえ八木も、自分が母親の立場に立って考えると、まだ中学2年生の娘がいたとして…露出が多めの服を着ていたら心配になると同意します。
もし「性犯罪に巻き込まれたらどうしよう」という気持ちになると続けます。

八木「なので、その正直にその気持ちを、どうしてそういう服を着てほしくないのかっていう理由を、もっともっとストレートに伝えた方がいいと思います」

Aさんは娘さんに「ウザがられること」に悩んでしまって、本当に言いたいことが伝えられていないのではないかと八木。特に思春期になれば、「その服だと目のやり場に困る」のような言い方をされると「別に着たいもの着てるんだから、他人なんて関係ないじゃん」となってしまうのではないかと思案します。

八木「そうじゃなくて、『露出の激しい服だと何かあった時に心配だから』と伝えてほしい」

本当に言いたいことは

八木は中学2年生の頃、通学途中に痴漢に襲われた体験がありました。

八木「夏場、学校指定の白いTシャツを着てたんですけど、たぶんブラジャーが透けていたんでしょうね。それで、後ろからがばっと男の人に抱きつかれた」

その時は、すさまじい抵抗に痴漢は逃げていきましたが、八木は本当に恐ろしかったようで「とても反省した」と振り返ります。

八木「自分の配慮のない服装にね」

Aさんの娘さんが自分のようになってからでは遅いと八木。心に傷を負ってしまうかもしれません。

八木「好きな格好をするのはすごい認めたい。その娘さんの気持ちも尊重しつつも(意図を)伝えるっていうのが大事」

実際そういう目にあって辛い思いをしている人もいるので「気をつけてほしい」と促す八木でした。
(野村)
 
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2024年06月16日22時35分~抜粋

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