八木志芳の私たちは求めてる

マンガで学ぶ「本当に気持ちのいいセックス」

11月10日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、パーソナリティの八木志芳が、セックスについて男性も女性にも「勉強になる」という漫画を紹介しました。

「本当に気持ちのいいセックス」とはどういうものなのでしょうか?

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本当に気持ちのいいセックス

今回、八木が紹介した漫画は、瀬文まりさんの『気持ちイイ恋 教えて下さい~下手なあなたと私と彼~』(集英社刊)。

元カレと性の不一致で別れた主人公の華は「本当に気持ちのいいセックス」とはどういうものなのか、夢に見るほど気になっていました。
「次こそはセックスのことで悩まない彼氏を作ろう」と心に決めた頃、華に二人の彼がアプローチしてきます。

しかもその二人は超正反対なタイプで、愛してくれるけどセックスが下手な男、もうひとりはセックスは上手いけど愛が軽い男という三角関係を描いたラブコメです。

八木「2人の男との間で揺れ動きながらも、まさに、主人公が気持ちのいいセックスを追求する…という大人向け恋愛漫画となっている」

この漫画はセックスに悩む女性、相手を満足させていないだろうと悩む男性に読んでほしい内容で「セックスのハウツーものとしてもよくできている」と八木。

本当に気持ちいいのはどこ?

最初に主人公の華は、愛してくれるけどセックスが下手な年下の彼と身体の関係を持ちます。

八木「そこでのセックスの描写が女性の本音と男性の思い込み、勘違い、そのすれ違いが見事に描かれてる!私これ読んで『はい、そうそう』ってすごい共感した」

八木が特に男性の思い込みに共感した場面は…。

例えば、女性側が十分体の準備ができてなく濡れてないので「挿入すると痛いな」という時に、男性は「もう我慢できない!」と入れてこようとする。

八木「あと、優しく身体を触って愛撫されるの好きだったりするけど、場所にもよる」 

この年下の男性は、好きな人とのセックスで舞い上がってしまい、華の表情も見ずに気持ちのいい場所もわからなく、自分の満足だけでフィニッシュしてしまうのです。 

基本的に「気持ちのいいセックスをしたい」が目的の華は、この年下はナシかなと思ってしまうそう。

次に関係を持つのが、セックスは上手いけど愛が軽いという彼、実は女性向けAV男優。
職業柄女性の身体を熟知していて、どこをどう触ったら気持ちいいのかをよく知っていたのです。華は初めて挿入中のオーガズムを体験することに。

八木「触り方の描写や、陰核とGスポットを同時に攻めるといっちゃうんだよとか、本当詳しく、どこをどうしたら気持ちいいのかが書かれている」

著者が多量に勉強して取材をしたのではないかと推測する八木です。

「濡れること」に男性は大きな勘違いをしている?

今回一番知っておいてほしいこととして八木が挙げたのは、

八木「女性の濡れ方。女性の濡れている度合いと気持ちよさは比例しない」

女性器が大量に濡れたりするのは、膣内に異物が入ってくると大事なところを傷つけないため。
彼に乱暴に扱われた方が濡れてしまい男性が相手に「感じている」と勘違いするそうです。

八木「それは本当、身体の防衛本能なので。たくさん濡れているから気持ちいいわけではない」

この漫画を読んで八木は「首がもげるほど頷ける」という描写がたくさんあったようです。

八木「セックスというのは男性は女性を、女性は男性の身体の仕組みをよくわかっていないと気持ちよくないんだなって」

AVなどを手本にすると、大きく間違えてしまうことも。
八木は改めてこの漫画を読んで、気持ちいいセックスをするために「めちゃくちゃ勉強になる」と感じたようです。
この作品は集英社の女性向け漫画アプリ「マンガMee」で連載されています。
(野村)
 
八木志芳の私たちは求めてる
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2024年11月10日22時42分~抜粋

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