4月1日はエイプリルフール。嘘をついても良い日ということで、例年なら笑って許せるニセ情報や、明らかに嘘とわかるような情報がサイトやツイッターに挙がるのですが、このご時世「今年はやめとこうか…」と、嘘も自粛の動きが広がりました。
そんな状況の中、厚生労働省を語るメッセージが、いきなりLINEに来たという方が多数いたようですが、果たしてこれは本物なのでしょうか。
4月2日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイのピンチヒッター・塩見啓一アナウンサーと、小高直子アナウンサーがこの話題について語りました。
厚生労働省からLINEメッセージが…本物かどうか見極める方法とは?
いきなりLINEにメッセージが…
LINEでは通常、友だち登録している人か、LINEの公式アカウントからしかメッセージは届きません。
ところが、リスナーからこんなおたよりが、番組宛てに届きました。
「妻と私のスマホに、以下のようなメールが届きました。
"第1回「新型コロナ対策のための全国調査」この調査は、厚生労働省の新型コロナ対策に協力するため、LINE株式会社が実施しています。みなさまの今の体調をお聞きし、感染拡大の状況を正しく把握し、私たちの生活を守ること」を目的に実施します。(以下略)"
妻は私に『ねえお父さん、このメールってヤバいヤツ?』って言ってきたんです。そのメールの出処は厚労省のような、LINE株式会社のような…。どちらにしても、今この時期において、このようなメールが届いたことにちょっとムカつきました。
私は妻に対して『そんなものはほっとけ!』と言いました。小高さんは届きましたか?」(Aさん)
こういう騒動に絡めて、厚生労働省とかもっともらしい組織を出してきて、すぐに詐欺メールがやってくる。世間が大変な時に何を考えてるのか!
…と思いきや、実はコレ、本物の厚生労働省から来たアンケートなんです。
現在の自分の体調について、「普段通り」や「せきがある」などの選択肢から回答するようになっています。
ところが、リスナーからこんなおたよりが、番組宛てに届きました。
「妻と私のスマホに、以下のようなメールが届きました。
"第1回「新型コロナ対策のための全国調査」この調査は、厚生労働省の新型コロナ対策に協力するため、LINE株式会社が実施しています。みなさまの今の体調をお聞きし、感染拡大の状況を正しく把握し、私たちの生活を守ること」を目的に実施します。(以下略)"
妻は私に『ねえお父さん、このメールってヤバいヤツ?』って言ってきたんです。そのメールの出処は厚労省のような、LINE株式会社のような…。どちらにしても、今この時期において、このようなメールが届いたことにちょっとムカつきました。
私は妻に対して『そんなものはほっとけ!』と言いました。小高さんは届きましたか?」(Aさん)
こういう騒動に絡めて、厚生労働省とかもっともらしい組織を出してきて、すぐに詐欺メールがやってくる。世間が大変な時に何を考えてるのか!
…と思いきや、実はコレ、本物の厚生労働省から来たアンケートなんです。
現在の自分の体調について、「普段通り」や「せきがある」などの選択肢から回答するようになっています。
ホンモノとニセモノの見分け方
しかし、気をつけなければいけないのが、これを逆手に取って、本当の詐欺(こんな書き方をすると、本当か嘘かまぎらわしいですが)のケースもあり、クレジットカードの番号などを聞き出そうとしたりします。
ここで、本当に厚生労働省から来たメッセージなのかどうかを確認する方法は、送信元がLINE公式アカウントであること。
また当然のことながら、クレジットカードの番号などを聞かれることもありません。
塩見アナ「そういえば昨日の夕方、私たちアナウンス部にもLINEが来まして。今は冷静に言ってますけど、メッセージが来た時は『これホントか?』とか言って。
結局どうなったかと言うと、みんないる中で一番若い榊原(悠介)アナに聞いて『これはLINEアカウントなんで大丈夫です』って言ってから、みんなが"あっ、これは正しいんだ"ってなったわけです」
こういったIT系のものは、若い人の方が詳しいケースが多いですね。
ここで、本当に厚生労働省から来たメッセージなのかどうかを確認する方法は、送信元がLINE公式アカウントであること。
また当然のことながら、クレジットカードの番号などを聞かれることもありません。
塩見アナ「そういえば昨日の夕方、私たちアナウンス部にもLINEが来まして。今は冷静に言ってますけど、メッセージが来た時は『これホントか?』とか言って。
結局どうなったかと言うと、みんないる中で一番若い榊原(悠介)アナに聞いて『これはLINEアカウントなんで大丈夫です』って言ってから、みんなが"あっ、これは正しいんだ"ってなったわけです」
こういったIT系のものは、若い人の方が詳しいケースが多いですね。
アンケートの選択肢が気になる
このアンケートは小高アナにも届いたそうですが、ちょっと一言あるようです。
小高アナ「グチるわけじゃないですけどあの調査、(回答を)最初1個ピッと押したら終わりかと思ったら、ブワーッといっぱい出てくんの、質問項目が。こんな答えなイカンのかと思いながら。協力しましたけど」
塩見アナ「中には届かない人がいて、みんなもう届いてるのに、なかなか届かないっていう人に『それはひょっとして、税金滞納してませんか?』って言ったんですけど」
小高アナ「『そんなことない!』って言ってましたね」
塩見アナ「その後、ちゃんと届いてましたけど、ちゃんと納税してたんですね。国民だと認められているんだとわかりました」
このアンケートでは、その他にも郵便番号や職業などを聞く場合がありますが、アナウンサーの2人は選択肢の中から「オフィスワーク」を選んだものの、ずっとオフィスにいるわけではないしと、しっくり来ていない様子。
また、性別の選択で「男」「女」以外に「その他」というのもあり、LGBTなどの方々に配慮されていることに感心するおたよりも届いていました。
(岡本)
小高アナ「グチるわけじゃないですけどあの調査、(回答を)最初1個ピッと押したら終わりかと思ったら、ブワーッといっぱい出てくんの、質問項目が。こんな答えなイカンのかと思いながら。協力しましたけど」
塩見アナ「中には届かない人がいて、みんなもう届いてるのに、なかなか届かないっていう人に『それはひょっとして、税金滞納してませんか?』って言ったんですけど」
小高アナ「『そんなことない!』って言ってましたね」
塩見アナ「その後、ちゃんと届いてましたけど、ちゃんと納税してたんですね。国民だと認められているんだとわかりました」
このアンケートでは、その他にも郵便番号や職業などを聞く場合がありますが、アナウンサーの2人は選択肢の中から「オフィスワーク」を選んだものの、ずっとオフィスにいるわけではないしと、しっくり来ていない様子。
また、性別の選択で「男」「女」以外に「その他」というのもあり、LGBTなどの方々に配慮されていることに感心するおたよりも届いていました。
(岡本)
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