北野誠のズバリ

100歳まで自分の足で歩くために、今、できることは?

11月28日放送の『北野誠のズバリ』では元アイドルで作家の原田まりるが、最近読んだ本を紹介しました。本は『究極の歩き方』(講談社現代新書)、アシックス スポーツ工学研究所が書いたものです。

日本人の歩き方や足の形を分析し、100歳まで歩くために何をすればいいかが書かれています。
還暦を迎えた北野は自身の足の変化を感じているところ。
木曜アシスタントの渡辺美香アナウンサーとともに、足について盛り上がりました。

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足の裏のアーチ

原田が読んだ本『究極の歩き方』によると、人の手足は18歳くらいまで成長しますが、それからは成長が止まります。ところが50歳を過ぎると男女ともに足が変わるそうです。

「変わる、変わる。足の形変わって、前までジャストフィットした靴が合わないようになるとか」と還暦を迎えた北野。

渡辺も「あります。足の幅が入らなくなりますね」と共感します。

実際、足の幅が広がることがよくあるそうです。これは、かかとが前に倒れやすくなり、前体重になることで足の裏のアーチがつぶれて、足の幅が広がるのだそうです。
男性より女性の方がきゃしゃなので、そういった変化がみられることが多いとか。

北野「足の形変わるから、靴と靴下の相性もあって難しくなるねん。薄い靴下ならあかんとかあるもん」
渡辺「よろけますしね」

二人とも日頃から足の変化に困っているようです。

足でじゃんけん

100歳まで元気に歩くために大切なことのひとつが、足の指を使うことで足の裏を鍛えること。
これにはタオルギャザリングというトレーニングが効果的だそうですが…。

北野「タオルを置いて足の指で集めるやつや。俺のめっちゃ苦手なやつ。
一度、この番組で、俺がそれをまったくできないことがわかって。
俺、足のグーチョキパーまったくできないねん」
北野の嘆きは深いようです。

原田が「足のグーチョキパーするのもいいですが、できなかったら手の指で強引にその形にするのでもいいらしいですよ」とアドバイスします。

北野「おれ、グーしかできない。できないから最近5本指ソックスを履くようにしている」

そして、必死で足でグーチョキパーをして見せます。

北野「グーはできるけど、パーはできない…」
渡辺「全部が上がったり下がったりしているだけですよ、今」

北野「みんな指、開くの?」
渡辺「開きますよ!」

北野は「グーやろ、パー…」と必死で「パー」を作りますが、渡辺は「それ、グーですよ。ゆるめのグーです」とバッサリ。

最後は北野は「ぐぅぅ」と情けない声を出す始末でした。

ファストウォーキング

他に効果的な足の運動に、時速7キロのファストウォーキング(早歩き)があるそうです。

ウォーキングよりランニングの方が痩せるイメージがありますが、イタリアの生理学者の研究によると時速8キロより速く動く場合、走るより歩く方がエネルギーの消費が多くなるという結果が出ているそうです。

北野「時速7キロは軽く走っていますからね。スポーツジムのランニングマシンで、走る境目は6.5キロくらいやもん」

原田「その一番『走りたい』とムズムズする速さらしいです。それを頑張ってあえて走らずに歩くのが、足の負担的にも健康的にもよいということです」

北野「あれけっこうイライラするよ。7キロって、ちんたらジョギングや」

その「ちんたら」が実は足にはいいとか。なんでも必死がいいわけではないようです。

若く見られる歩き方

本には、若く見られる歩き方もあり、モデルウォークみたいに女性ぽく歩くのがいいようです。
上半身や頭の揺れが少なくて、骨盤を回転させて、ちょっと早目に歩く。これが若い印象を与えます。

北野は「5本指ソックスでがんばって指広げていこう」と自分の足の指の不器用さにショックをうけつつも、身近なところから始めるようです。

長生きできても歩けないとつらいものです。今、できるところから始めたいですね。
(みず)
北野誠のズバリ
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2019年11月28日14時41分~抜粋

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