いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #51

日曜朝の「いっしょにSDGs」では、ニュースや身近な話題を取り上げて、SDGsとどんな関係があるのか考えるコーナー「これってSDGs?」を放送しています

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お酒に含まれるアルコールの量をグラムで表示

お酒を販売する大手各社がビールなどに含まれるアルコールの量をグラム単位で表示することを決めたというニュース。

これってSDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に関わっているニュースですね。
目標3のターゲット5に「アルコールなどの乱用を防ぎ、治療をすすめる」があります。
コロナ禍でお家時間が増えて、家飲みをする人も増えたと思います。
吉岡アナもそのひとり。
家飲みはつい、だらだらと飲んでしまって、2本3本と飲酒量も増えてしまいます。

このアルコール量の計算によると、たとえば、500mlのロング缶でアルコール5%の場合、
500×0.05で25。そこからアルコールの比重0.8を掛けて20gと、まあ面倒くさい。
これがホームページを見れば一発でわかるようになれば、便利ですよね。

ちなみにこの計算で、厚生労働省の基準と照らし合わせると、
女性はアルコール5%のロング缶1本で終わり。
男性は、ロング缶2本で終わりとなります。
飲兵衛からすると、少し物足りない量ですし、男性と女性で2倍も差があるなんて、と感じずにはいられない吉岡アナでした。
 

自動運転の車がお客を乗せて運行

中部運輸局が運転手が乗っていない遠隔型自動運転システムとしては全国で初めて公道での走行を認可したというニュース。

これってSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」に関わっているニュースですね。
目標11のターゲット2に「2030年までに公共の交通手段を広げるなどして、すべての人が、安い値段で、安全に、持続可能な交通手段を使えるようにする」があります。
以前、このコーナーで、自動運転車両「ゆっくりミニバス」の走行実験を高蔵寺でおこなったニュースを取り上げましたね。
今回の福井県永平寺町の自動運転車両は、運転手が乗っていない車両。
バスなどの運転手は、なり手不足や、自治体の予算不足で運転手を確保できないために、廃線となり、交通手段がひとつ消えてしまうという問題がありますよね。
そんな問題を、無人の自動運転車両は解決できて、持続可能な交通手段になることができるかもしれません。
 

インテリアのカタログ「見本帳」をリサイクル

名古屋市にあるインテリア商社のサンゲツが「見本帳」と呼ばれる商品カタログのリサイクルセンターを本社の一角に開いたというニュース。

これってSDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」そしてSDGsの目標8「働きがいも経済成長も」に関わっているニュースですね。
インテリアを見るのが好きな吉岡アナ。
カーテンのカタログひとつ見ても、レース素材、防炎加工、遮光カーテンなど、さまざまな種類がありますよね。
それを分類するのはとても大変だと思います。
このように1つの問題に対して複数のアプローチで課題解決を図ることは、とても賢い方法ですね。
 

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