いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #50

日曜朝の「いっしょにSDGs」では、ニュースや身近な話題を取り上げて、SDGsとどんな関係があるのか考えるコーナー「これってSDGs?」を放送しています

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ミャンマーで縫製業が窮地に

国軍がクーデターを強行したミャンマーで主要産業の縫製業が厳しい状況に追い込まれているというニュース。

これって、SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」に関わっているニュースですね。
ミャンマーと取引のある各国が発注を停止して、クーデターやデモ弾圧に抗議の意を示すことは、平和な世界の実現につながる動きになっています。

国軍のクーデターによって、ミャンマーの主要産業、縫製業は窮地を迎えています。
このミャンマーの衣料品を買っているのは、
ユニクロやH&Mなど、いわゆるファストファッションブランドの企業です。

これらの企業が発注を停止することは、
SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」
SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」にも関わります。
先進国が、発展途上国の安い労働賃金を求めて、製品の生産をおこなうことがなくなれば、
各国間の不平等が減り、ミャンマーの労働者もディーセントワークの実現に向かうと思います。

 

津島神社に避難できる社務所

愛知県津島市の津島神社に、災害時に一時避難できる建物ができたというニュース。

これってSDGsの目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
そしてSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」に関わっているニュースですね。
目標9のターゲット1に
「すべての人のために、質が高く、信頼でき、持続可能な、災害などにも強いインフラをつくる」
目標11のターゲット5に
「水害などの災害によって命を失う人や被害を受ける人の数を大きく減らす」があります。
災害時の避難場所というと、学校や公民館をまず思い浮かべる人も多いかもしれませんが、
神社なども、安全な場所の候補のひとつになるかもしれません。
いざというときに、どこに逃げ込めば良いのか。いまのうちにしっかり考えておきたいですね。
 

駅や電車の忘れ物を24時間自動照会

JR東海が管内の駅や電車内での忘れ物をいつでもインターネット上で自動照会できるサービス「お忘れ物チャットサービス」を始めたというニュース。

これってSDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」に関わっているニュースですね。
目標12のターゲット5に
「2030年までに、ごみが出ることを防いだり、減らしたり、リサイクル・リユースをしてごみの発生する量を大きく減らす」があります。
持ち主にとっては愛着のある、忘れ物・落し物でも、
見つからずに第三者の手に渡れば、それは処分しなければいけない「ゴミ」になってしまいます。
持ち主の手元に戻って、しっかり大事にされれば、ゴミにはなりません。
より持ち主に返ってきやすいシステムができることで、ゴミを減らすことにつながると思います。


 

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