いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #48

日曜朝の「いっしょにSDGs」では、ニュースや身近な話題を取り上げて、SDGsとどんな関係があるのか考えるコーナー「これってSDGs?」を放送しています

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妊娠中の女性が出産までに増やすべき体重の目安を引き上げ

日本産科婦人科学会が妊娠中の女性が出産までに増やすべき体重について新たな指標を公表したというニュース。

これってSDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に関わっているニュースですね。
体重増加の目安は、
「やせ形」の人は、従来は9~12kgの体重増加だったところを12~15kgに。
BMIで18.5~25の「普通」の人は、新しい指標では10~13kgの体重増加を推奨します。

痩せ願望のある妊婦さんだと、目安の範囲の中でも下の数値を目指してしまうことがあります。
知人に、痩せ願望のある妊婦さんがいた、吉岡アナ。
痩せていることが良いことだとされる風潮に振り回されないようにしたいものです。


 

自動車の水素発電装置を外販

トヨタ自動車が水素で走る燃料電池車の新型車「ミライ」に搭載している発電装置「燃料電池システム」を今春から外販すると発表したというニュース。

これってSDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」に関わっているニュースですね。
燃料電池というのは、水素と酸素を化学反応させたときに発生するエネルギーで電気を起こし、その電気でモーターを回す仕組みで、自動車を走らせます。
水素と酸素を化学反応させて排出するのは、「水」だけ。
二酸化炭素を排出しない、クリーンエネルギーです。
水素をエネルギーとして使えるのは、いまご紹介した水素自動車の方法と、水素発電所の方法です。
水素自動車の方法を、自動車以外の、オフィス発電などにも利用できれば、クリーンなエネルギーの使用がさらに広がるのではないかと思います。
 

東海道新幹線に車いすスペースを増やした車両を導入

JR東海が東海道新幹線の車いすスペースについて1編成あたり6席に増やした車両を4月中旬から導入すると発表したというニュース。

これってSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」に関わっているニュースですね。
目標11のターゲット2に
「2030年までに、障がいのある人など弱い立場にある人々が必要としていることを特によく考え、公共の交通手段を広げるなどして、すべての人が、安い値段で、安全に、持続可能な交通手段を使えるようにする」があります。
車いすスペースが増えることによって、ハンデを背負った人だけでなく、車いすを使うお年寄りや、ベビーカーを使う親御さんにも便利になりそうです。
遠くの地に行くのにとても便利な新幹線。誰もが使いやすいものになっていくといいですね。

 

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