いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #46

日曜朝の「いっしょにSDGs」では、ニュースや身近な話題を取り上げて、SDGsとどんな関係があるのか考えるコーナー「これってSDGs?」を放送しています

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東山動植物園の電力を再生エネルギーに

名古屋市は東山動植物園のすべての使用電力を再生可能エネルギー由来に切り替えるというニュース。

これってSDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」に関わっているニュースですね。
この東山動植物園で最初に電力の再生可能エネルギー化をさせる「北園」エリアは、一般家庭およそ570世帯分の電力を消費しているそうです。
この使用電力をすべて再生可能エネルギーに変えることができれば、一気にクリーンなエネルギーの使用が増えますね。
しかも、市内の家庭で発電された電力ということは、エネルギーの地産地消です。

3.11から今年で10年。
電力の在り方について改めてじっくりと考える時期なのではないのでしょうか。
 

ドクターの往診サービスじわじわと普及

夜間や休日に往診する医師を手配するサービスが広がっているというニュース。

これってSDGsの目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」に関わっているニュースですね。
目標9のターゲット1に
「すべての人のために、安くて公平に使えることを重視した経済発展と福祉を進めていけるように、質が高く、信頼でき、持続可能な、災害などにも強いインフラをつくる」があります。
インフラというのは、私たちが安心・安全に暮らしていくために必要な施設や設備のことです。
医療体制も、もちろんインフラです。
病院が閉まっている夜間に体調を崩してしまった。しかし自力で病院に行く元気はない。あるいは救急車を呼ぶほどの体調の変化かはわからない。
そんな不安な状況のときに、往診サービスというのは、頼りやすい医療の形になると思います。

「往診」というのは、昔ながらのお医者さんの形。
コロナ禍でこんな逆転の発想が注目されているのは興味深いですね。
 

名古屋の新しいお土産、8種類の和菓子を発表

名古屋商工会議所が名古屋の新しいお土産として開発を支援した8種類の和菓子を発表したというニュース。

これってSDGsの目標8「働きがいも経済成長も」に関わっているニュースですね。
目標8のターゲット9に
「2030年までに、地方の文化や産品を広め、働く場所をつくりだす持続可能な観光業を政策をつくり、実施していく」があります。
コロナ禍で、出張などもぐっと減りました。
手土産を持っていくという機会も少なくなったことでしょう。

ですが、ご当地のお土産って、ご当地の人が食べる機会は少ないのでしょうか。

あえてこの機会に、地元のお土産を自分たちで買って食べることで、地元の魅力を再発見できるのではないのでしょうか。
経営が苦しいお土産メーカーさんを応援することにもつながると思います。


 

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