いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #44

日曜朝の「いっしょにSDGs」では、ニュースや身近な話題を取り上げて、SDGsとどんな関係があるのか考えるコーナー「これってSDGs?」を放送しています

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自動運転バス

春日井市と名古屋大学が高齢化率の高い高蔵寺ニュータウン石尾台地区で低速度の自動運転車両「ゆっくりミニバス」の走行実験を公開したというニュース。

これってSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」に関わっているニュースですね。
目標11のターゲット2に
「2030年までに、お年寄りなど弱い立場にある人々が必要としていることをよく考え、公共の交通手段を広げるなどして、すべての人が、安い値段で、安全に、持続可能な交通手段を使えるようにする」があります。
高齢ドライバーによる交通事故は年々問題になっています。
交通事故を起こさないために、免許返納をしたい。
けれどもそうなると、実生活で交通手段がなくなってしまうから、仕方なく運転している。
そんな苦悩をされている高齢ドライバーも多いかもしれません。
自動運転バスという交通手段が、新しく確立されれば、安全で持続可能な交通手段になってくれることでしょう。

免許は持っているけれども運転にまったく自信がない吉岡アナ。
自動運転バスという公共交通機関ができれば、助かると感じるひとりです。
交通手段の選択肢が増えるということは、それだけで、そこで暮らしている人すべてのメリットになりますね。
 

有松鳴海絞のナナちゃん

名鉄百貨店本店前にあるナナちゃん人形が伝統工芸品の「有松・鳴海絞」を使ったワンピース姿に変身したというニュース。

これってSDGsの目標8「働きがいも経済成長も」に関わっているニュースですね。
目標8のターゲット9に
「2030年までに、地方の文化や産品を広め、働く場所をつくりだす持続可能な観光業を、政策をつくり、実施していく」があります。
有松鳴海絞は、名古屋の伝統工芸品ですね。
この有松鳴海絞のナナちゃん人形は、残念ながら3月2日に展示が終わってしまいましたが、モダンなデザインで、見る人の目を引いたと思います。
地元の文化・産品を広げたいという高校生たちのアイデアはとてもよい取り組みだと思います。
 

賞味期限延長

明治がロングセラーのお菓子「ヨーグレット」と「ハイレモン」の賞味期限を3ヶ月延長して12ヶ月とするニュース。

これってSDGsの目標12「つくる責任つかう責任」に関わっているニュースですね。
目標12のターゲット3に
「2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料を半分に減らす」があります。
いわゆる食品ロスの問題です。
「消費期限」と「賞味期限」似ているようで、まったく違う意味の言葉ですよね。
まだ食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」は、まさしく、「賞味期限」の問題。
「賞味期限」というのは、あくまで「美味しく食べることができる期限」です。
消費者庁は、2月1日から、賞味期限の愛称「おいしいめやす」を普及させるキャンペーンを始めました。
美味しいものは、美味しいうちに頂きたいものですが、その期限が終わったからといって、簡単に捨ててしまって良いものか。
一度よく考えてから、食べ物を捨てる・捨てないの判断をするようにしたいですね。


 

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