いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #41

日曜朝の「いっしょにSDGs」では、ニュースや身近な話題を取り上げて、SDGsとどんな関係があるのか考えるコーナー「これってSDGs?」を放送しています

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虐待疑いの通告1年で10万人を超す

虐待の疑いがあるとして警察が2020年に児童相談所に通告した18歳未満の子どもが10万人を超えたというニュース。

これってSDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」に関わっているニュースですね。
目標16のターゲット2に
「子どもに対する虐待、搾取、人身売買、あらゆる形の暴力や拷問をなくす」があります。
昨年のこの番組でもお話ししましたが、
面前DV、直接暴力を振るわれるのではなくて、目の前で見せられる暴力も、
心理的な虐待にあたるとしてカウントされるというものです。

吉岡アナの幼少期。
両親の夫婦喧嘩を見て、夜中に泣いていたこともあったそうです。
自分が殴られたり蹴られたりしたわけでもないのに。

いま、このような状態を「虐待」と認知されることが、一番弱い立場の「こども」をしっかりと守られるようになったということで、よいことだと吉岡アナは感じます。

 

飲料業界でも脱プラスチックストロー

環境への配慮から外食業界で先行した「脱プラスチックストロー」の流れが飲料メーカーにも広がっているというニュース。

これってSDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」に関わっているニュースですね。
目標12のターゲット4に
「あらゆる廃棄物を環境に害を与えないように管理できるようにする」があります。
飲料メーカーが、つくる責任として、環境に負荷を与えないような商品を生み出しています。
私たちも、つかう責任として、そのような商品を積極的に選んでいくと、よい循環になりますね。

とはいえ、たかがストロー。
もっと減らさなければならないプラスチックって他にもあるのでは?と考えてしまいます。
たとえば、いま着ている服。
ポリエステルやナイロン、アクリルのセーターもありますよね。
これって、化学繊維でプラスチック。
脱プラスチックを図るなら、このような商品にも気をつけたいものです。
 

ぬいぐるみが図書館でお泊り

お気に入りのぬいぐるみが図書館で読書を楽しむ姿を子どもたちに見てもらうイベント
がおこなわれているというニュース。

これってSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」に関わっているニュースですね。
「読書離れ」なんて言葉も聞かれます。
実際にこの30年で小学生の読書量は、1ヶ月当たり9.1冊から3.1冊に減っているそうです。
原因は、スマホなんだとか。
海外の研究によると、同じ本でも、電子書籍で読むのと紙の本で読むのでは、覚え方や脳に与える影響が違うそうです。
紙の本の読書でしか得られない経験もある。
読書習慣をつけることは大事なのではないかなと吉岡アナは思います。
 

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