いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #37

日曜朝の「いっしょにSDGs」では、ニュースや身近な話題を取り上げて、SDGsとどんな関係があるのか考えるコーナー「これってSDGs?」を放送しています

[この番組の画像一覧を見る]

家庭向けの太陽光発電にAI活用

東京電力ホールディングスが人工知能AIが蓄電池を制御する家庭向けシステムを発売するというニュース。

これってSDGsの目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」に関わっているニュースですね。
目標7のターゲット2に、「2030年までに、エネルギーをつくる方法のうち、再生可能エネルギーを使う方法の割合を大きく増やす」があります。
太陽光発電は、再生可能エネルギーをつかった発電方法です。
再生可能エネルギーを使うこと、太陽光発電の電力を使うことの難しさは、電気がつくられるタイミングと、電気をつかうタイミングがずれてしまうことです。
太陽は昼間にしか出ていません。夜に太陽光発電をすることはできません。
でも、電気を使う量が増えるのは、日が沈んだ後の夜の時間帯。
太陽光発電で生み出した電気をためる蓄電池が、AIによってより効率的に機能を発揮すれば、再生可能エネルギーをより多く使うことにつながります。
 

男性版産休

子どもの誕生から8週の間に夫が柔軟に休みを取れるように新設する「男性版産休」について、取得した際の給付額を通常の育休と同様に賃金の67%とする方針を厚生労働省が決めたというニュース。

これってSDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に関わっているニュースですね。
たしかに、お産をするのは女性ですが、我が子の出産に直面するのは、お父さんもお母さんも同じです。
一家の一大事に対して、仕事を休んで、しっかり出産に備えることができる制度が整えられることは、ジェンダー平等につながります。

社会の最小単位は「家族」だといわれています。
家庭の中で、お父さんとお母さんが対等であること。
これがひいては、政治や経済の分野でのジェンダー平等にもつながると思います。

ただ、現行の育児休暇の男性の取得率は、2019年度で7.48%
消費税より、少ない。
消費税と違って、こちらはもう少し、上がってほしいものです。


 

エジプトで日本式教育校が人気

エジプト政府が子どもの協調性や規律性を向上させるために日本式教育校を拡充しているというニュース。

これってSDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に関わっているニュースですね。
日本の教育制度が世界で評価されていることは、うれしいことですね。
日本は、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」は、よく達成できているとされています。
パートナーシップで世界のSDGsの達成を後押しすることができれば、日本にとってもエジプトにとってもプラスですよね。
「日直!」が国際語になる日も、近いかも?
 

番組ではおたよりを募集しています

みなさんがSDGsについて考えたこと、思うこと、実践していることなどを番組にお寄せください。
メッセージはこちらから

番組をもう一度聴きたい方は

こちらから
2021年2月13日まで聴くことができます
関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報