ニュースなどで耳にすることば「SDGs」を、いっしょに楽しく勉強していきましょう
いっしょにSDGs #25
SDGsの目標15、「陸の豊かさも守ろう」を日本は達成できているの?
2030年までに世界で達成させる、持続可能な開発目標、SDGs。
17の目標の15番目は、「陸上生態系の保護、回復、持続可能な利用の促進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の防止・回復および生物多様性の損失を阻止する」です。
2020年に公開された、SDGsの達成度や進捗状況に関する国際レポートで、
日本は、目標15「陸の豊かさも守ろう」について、
「主要な課題が残っている」と評価されました。
達成度の評価としては、4段階のうち最低レベルです。
日本で課題とされたもののひとつは、レッドリストの生物の生存指標です。
「レッドリスト」というのは、絶滅の恐れのある野生生物の種のリストです。
多くの野生生物が今、絶滅の危機にさらされています。
それは、森林伐採や埋め立てなどの開発によって、生き物の生息地が壊され、消えているから。
農薬などによって生き物が住む環境が汚染されてしまっているから。
毛皮や牙、羽毛、そしてペットや鑑賞などを目的として、乱獲が進んでいるから。
もともといなかった生き物を持ち込んだことにより、もとからいた生き物が圧迫されて暮らせなくなってしまったからなど、
さまざまな人間の活動が影響しています。
SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」には、9つの達成目標と、3つの実現のための方法、あわせて12の小さな目標「ターゲット」が設定されています。
9つの達成目標のうち
ターゲット5は、自然の生息地が衰えることを抑え、生物の多様性が損なわれないようにし、2020年までに、絶滅が心配されている生物を保護し、絶滅を防ぐため、緊急に対策をとる。
ターゲット6は、国際的に決められたとおり、遺伝資源を使って得る利益が公正で公平に分けられるようにする。また、遺伝資源を適切に使うことができるようにする。
ターゲット7は、保護しなければならない植物の密猟や、法律に反した取引をなくすために、緊急の対策をとる。法律に反する野生生物の製品が求められたり、売られたりすることがないようにする、です。
17の目標の15番目は、「陸上生態系の保護、回復、持続可能な利用の促進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の防止・回復および生物多様性の損失を阻止する」です。
2020年に公開された、SDGsの達成度や進捗状況に関する国際レポートで、
日本は、目標15「陸の豊かさも守ろう」について、
「主要な課題が残っている」と評価されました。
達成度の評価としては、4段階のうち最低レベルです。
日本で課題とされたもののひとつは、レッドリストの生物の生存指標です。
「レッドリスト」というのは、絶滅の恐れのある野生生物の種のリストです。
多くの野生生物が今、絶滅の危機にさらされています。
それは、森林伐採や埋め立てなどの開発によって、生き物の生息地が壊され、消えているから。
農薬などによって生き物が住む環境が汚染されてしまっているから。
毛皮や牙、羽毛、そしてペットや鑑賞などを目的として、乱獲が進んでいるから。
もともといなかった生き物を持ち込んだことにより、もとからいた生き物が圧迫されて暮らせなくなってしまったからなど、
さまざまな人間の活動が影響しています。
SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」には、9つの達成目標と、3つの実現のための方法、あわせて12の小さな目標「ターゲット」が設定されています。
9つの達成目標のうち
ターゲット5は、自然の生息地が衰えることを抑え、生物の多様性が損なわれないようにし、2020年までに、絶滅が心配されている生物を保護し、絶滅を防ぐため、緊急に対策をとる。
ターゲット6は、国際的に決められたとおり、遺伝資源を使って得る利益が公正で公平に分けられるようにする。また、遺伝資源を適切に使うことができるようにする。
ターゲット7は、保護しなければならない植物の密猟や、法律に反した取引をなくすために、緊急の対策をとる。法律に反する野生生物の製品が求められたり、売られたりすることがないようにする、です。
絶滅していく動物たち
日本でレッドリストに入っている種は、3700以上。
すでに絶滅した動物もいます。
有名なものでは、ニホンオオカミや、ニホンカワウソ。トキも野生は絶滅しました。
いま佐渡島の保護センターにいるのは、中国からもらった2羽を繁殖させたものです。
調べていくと、明治時代頃に絶滅が加速しています。
明治時代といえば、文明開化で、いろいろな国への輸出をスタートさせました。
トキは、羽ぼうきや、羽毛布団のなかの綿材に使われました。
ニホンカワウソは、襟巻き用の毛皮として捕まえられ、絶滅したといわれています。
1975年から2000年の25年間に、4万種の動物が絶滅しました。
換算すると、13分間に1種が絶滅している計算になります。
この番組が10分なので、始まってから終わった頃には、ある動物が絶滅しています。
いまも絶滅に瀕している動物はたくさんいます。
有名なところでは、イリオモテヤマネコやヤンバルクイナなど。
これらの動物が10年後どうなっているのか。
守っていくのは、いまを生きる私たちの手にかかっています。
すでに絶滅した動物もいます。
有名なものでは、ニホンオオカミや、ニホンカワウソ。トキも野生は絶滅しました。
いま佐渡島の保護センターにいるのは、中国からもらった2羽を繁殖させたものです。
調べていくと、明治時代頃に絶滅が加速しています。
明治時代といえば、文明開化で、いろいろな国への輸出をスタートさせました。
トキは、羽ぼうきや、羽毛布団のなかの綿材に使われました。
ニホンカワウソは、襟巻き用の毛皮として捕まえられ、絶滅したといわれています。
1975年から2000年の25年間に、4万種の動物が絶滅しました。
換算すると、13分間に1種が絶滅している計算になります。
この番組が10分なので、始まってから終わった頃には、ある動物が絶滅しています。
いまも絶滅に瀕している動物はたくさんいます。
有名なところでは、イリオモテヤマネコやヤンバルクイナなど。
これらの動物が10年後どうなっているのか。
守っていくのは、いまを生きる私たちの手にかかっています。
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