ニュースなどで耳にすることば「SDGs」を、いっしょに楽しく勉強していきましょう
いっしょにSDGs #21
SDGsの目標その13、「気候変動に具体的な対策を」とは?
2030年までに世界で達成させる、持続可能な開発目標、SDGs。
17の目標の13番目は、「気候変動およびその影響を軽減するための緊急対策を講じる」です。
2010年から2019年までの10年間は、記録が残る中でもっとも温かい10年間でした。
大規模な山火事や干ばつ、洪水、そのほかの気象災害が世界中で発生しました。
昨今の気象災害の激化は目の当たりにしているとおりです。地球温暖化と無縁ではありません。
SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」には、3つの達成目標と、2つの実現のための方法、あわせて5つの小さな目標「ターゲット」が設定されています。
3つの達成目標のうち
ターゲット1は、気候に関する災害や自然災害が起きたときに、対応したり立ち直ったりできるような力を、すべての国でそなえる。
ターゲット2は、気候変動への対応を、それぞれの国が、国の政策や、戦略、計画に入れる。
ターゲット3は、気候変動が起きるスピードを緩めたり、気候変動の影響に備えたり、影響を減らしたり、早くから警戒するための、教育や啓発をより良いものにし、人や組織の能力を高める。
SDGsは、2015年に国連で掲げられた目標ですが、
気候変動については、1994年に発効された国連気候変動枠組条約、
そして、その条約を結んだ国の間で毎年開催されている締約国会議で、
取り組みが進められています。
「京都議定書」や「パリ協定」という言葉を聞いたことがある人も、多いかもしれません。
地球温暖化の原因とされる、温室効果ガスの削減目標を定めて、各国で達成を目指します。
「京都議定書」を結んだときは、日本は「チーム・マイナス6%」を合言葉に、削減目標を達成しました。
一人ひとりが省エネに努めることで、CO2を削減し、地球温暖化を食い止めることができます。
17の目標の13番目は、「気候変動およびその影響を軽減するための緊急対策を講じる」です。
2010年から2019年までの10年間は、記録が残る中でもっとも温かい10年間でした。
大規模な山火事や干ばつ、洪水、そのほかの気象災害が世界中で発生しました。
昨今の気象災害の激化は目の当たりにしているとおりです。地球温暖化と無縁ではありません。
SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」には、3つの達成目標と、2つの実現のための方法、あわせて5つの小さな目標「ターゲット」が設定されています。
3つの達成目標のうち
ターゲット1は、気候に関する災害や自然災害が起きたときに、対応したり立ち直ったりできるような力を、すべての国でそなえる。
ターゲット2は、気候変動への対応を、それぞれの国が、国の政策や、戦略、計画に入れる。
ターゲット3は、気候変動が起きるスピードを緩めたり、気候変動の影響に備えたり、影響を減らしたり、早くから警戒するための、教育や啓発をより良いものにし、人や組織の能力を高める。
SDGsは、2015年に国連で掲げられた目標ですが、
気候変動については、1994年に発効された国連気候変動枠組条約、
そして、その条約を結んだ国の間で毎年開催されている締約国会議で、
取り組みが進められています。
「京都議定書」や「パリ協定」という言葉を聞いたことがある人も、多いかもしれません。
地球温暖化の原因とされる、温室効果ガスの削減目標を定めて、各国で達成を目指します。
「京都議定書」を結んだときは、日本は「チーム・マイナス6%」を合言葉に、削減目標を達成しました。
一人ひとりが省エネに努めることで、CO2を削減し、地球温暖化を食い止めることができます。
いまの日本が目指すCO2削減目標は?
「京都議定書」は、その名の通り、日本でおこなわれました。日本が開催国だったのです。
果たして日本は開催国としてリーダーシップを取れたのでしょうか。
イギリスはマイナス12.5%。デンマークはマイナス20.9%。ドイツはマイナス21%が目標でした。そして、いずれも目標を達成しています。
目標は低くても、実際の達成度が非常に高かった国も多くあります。
たとえばブルガリアはマイナス47.9%。ルーマニアはマイナス48.2%。ウクライナはマイナス44.7%もの温室効果ガスの削減を達成しています。
ときに、京都議定書は期間が終わりました。
もちろんこの後も、温室効果ガスを削減する取り組みは引き続きおこなわれています。
現在どのような国際条約が取り交わされているか、ご存知でしょうか。
「パリ協定」が2015年からおこなわれています。
削減目標はいくつでしょうか?
2013年と比べて、マイナス26%です。
京都議定書の「チーム・マイナス6%」のときと比べて、圧倒的に認知度が低いのは、気のせいではないと思います。
地球温暖化は他人事ではありません。いま私たちが取り組まなければならないことです。
暖房の設定温度を少し上げる、過剰包装を断るなど、できることからエコに取り組んでいきましょう。
果たして日本は開催国としてリーダーシップを取れたのでしょうか。
イギリスはマイナス12.5%。デンマークはマイナス20.9%。ドイツはマイナス21%が目標でした。そして、いずれも目標を達成しています。
目標は低くても、実際の達成度が非常に高かった国も多くあります。
たとえばブルガリアはマイナス47.9%。ルーマニアはマイナス48.2%。ウクライナはマイナス44.7%もの温室効果ガスの削減を達成しています。
ときに、京都議定書は期間が終わりました。
もちろんこの後も、温室効果ガスを削減する取り組みは引き続きおこなわれています。
現在どのような国際条約が取り交わされているか、ご存知でしょうか。
「パリ協定」が2015年からおこなわれています。
削減目標はいくつでしょうか?
2013年と比べて、マイナス26%です。
京都議定書の「チーム・マイナス6%」のときと比べて、圧倒的に認知度が低いのは、気のせいではないと思います。
地球温暖化は他人事ではありません。いま私たちが取り組まなければならないことです。
暖房の設定温度を少し上げる、過剰包装を断るなど、できることからエコに取り組んでいきましょう。
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