いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #14

ニュースなどで耳にすることば「SDGs」を、いっしょに楽しく勉強していきましょう

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SDGsの目標その8、「働きがいも経済成長も」の“経済成長”とは?

2030年までに世界で達成させる、持続可能な開発目標、SDGs。
17の目標の8つ目は、「包摂的かつ持続可能な経済成長およびすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」です。

「包摂的かつ持続可能な経済成長」は、社会を進化させ、働きがいのある仕事を生み出し、生活水準を上げることができます。

新型コロナウイルスの影響で、工業生産は混乱をきたし、市場は不安定になり、社会不安は高まり、経済や金融は大きなダメージを受けました。
とくに観光業は、世界的に見ても、国境閉鎖や旅行禁止、ロックダウン政策によって、最も影響を受けた産業のひとつです。

SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」には、10の達成目標と、2つの実現のための方法、あわせて12の小さな目標「ターゲット」が設定されています。

10の達成目標のうち
ターゲット1は、それぞれの国の状況に応じて、人々が経済的に豊かになっていけるようにする。開発途上国、特にもっとも開発が遅れている国は、毎年少なくとも年7%の国内総生産、GDPの成長を続けられるようにする。

ターゲット2は、商品やサービスの価値をより高める産業や、労働集約型の産業を中心に、多様化、技術の向上、イノベーションを通じて、経済の生産性をあげる。

ターゲット4は、2030年までに、消費や生産において、世界がより効率よく資源を使えるようにしていく。また、先進国が主導しながら、計画に従って、経済成長が、環境を悪化させることにつながらないようにする。

ターゲット9は、2030年までに、地方の文化や産品を広め、働く場所をつくりだす持続可能な観光業を、政策を作り、実施していく。

ターゲット10は、国内の金融機関の能力を強化し、すべての人たちが銀行や保険などのお金に関するサービスを使えるようにする。
 

WakeAi(ワケアイ)でコロナ禍の観光地を応援しよう!

観光業は、新型コロナウイルスによってもっとも影響を受けた産業のひとつです。
日本では最近特に「インバウンド消費」に注目していましたよね。
海外からのお客さんをたくさん呼び込んで、観光を活性させようとしていました。

それが、新型コロナウイルスの影響で、難しくなりました。
今年2020年4月の訪日外国人の数、去年と比べてマイナス99.9%。
驚くべき少なさですよね。

いまも新型コロナウイルスの蔓延で、国内旅行ですら行きにくい状況です。
しかし観光業の応援はしたい。
そこで、吉岡アナからの提案です。
「今年のお歳暮、観光地を応援するものにしませんか?」

WakeAi(ワケアイ)というサイトをご存知でしょうか。
新型コロナウイルスで商品が売れなくなったり、在庫を大量に抱えたりしている事業者などを集めてつくった通販サイトです。
農林水産省が支援していて、送料が無料になる商品もありました。
シャインマスカット、カツオのたたき、黒毛和牛、博多明太子など、おいしいものがたくさんあります。
お歳暮らしいラッピングは難しいかもしれませんが、今年はこのような物を贈りあうのもよいのではないかと思います。
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