いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #12

ニュースなどで耳にすることば「SDGs」を、いっしょに楽しく勉強していきましょう

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SDGsの目標その7、「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」とは?

2030年までに世界で達成させる、持続可能な開発目標、SDGs。
17の目標の7つ目は、「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」です。

世界で電力を使えない人は、7億8900万人います。

SDGsの目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」には、3つの達成目標と、2つの実現のための方法、あわせて5つの小さな目標「ターゲット」が設定されています。

3つの達成目標のうち
ターゲット1は、2030年までに、誰もが、安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使えるようにする。

ターゲット2は、2030年までに、エネルギーを作る方法のうち、再生可能エネルギーを使う方法の割合を大きく増やす。

ターゲット3は、2030年までに、今までの倍の速さで、エネルギー効率をよくしていく。

2020年に公開された、SDGsの達成度や進捗状況に関する国際レポートで、
日本は、目標7について、「重要な課題が残っている」と評価されました。
日本で課題とされたのは、一次エネルギー供給量に占める再生可能エネルギーの割合です。

「一次エネルギー」というのは、
自然界に存在するままの形でエネルギー源として利用されているもので、
石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料や、原子力の燃料であるウラン、
水力、太陽、地熱などの自然エネルギーなどのエネルギーのことです。

「再生可能エネルギー」というのは、太陽や地熱、水力や風力など、
使っても減らない、二酸化炭素を排出しないエネルギーのことです。

日本は、目標7のターゲット2の達成ができていないことが、課題になっています。
 
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