いっしょにSDGs

いっしょにSDGs #4

ニュースなどで耳にすることば「SDGs」を、いっしょに楽しく勉強していきましょう

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SDGsの目標1「貧困」は、どうしてなくさなければならないの?

2030年までに世界で達成させる、持続可能な開発目標、SDGs。
17の目標の1つ目は、「あらゆる場所、あらゆる形態の貧困を終わらせる」です。

なぜ「貧困をなくす」ことを、世界で達成させる目標にしているのでしょうか。
どうして、ほかの人の経済状況まで、自分が心配しなければならないのでしょう?

理由はたくさんありますが、簡単にまとめると、
人としての幸せは、相互に繋がりあっているからです。

格差を広げることは、経済成長にとって有害ですし、社会のまとまりを弱めさせます。
経済格差が広がることで、政治的・社会的な緊張が高まり、
情勢が不安定になったり、対立が生まれたりします。
そのために、世界で貧困を撲滅させようとしているのです。

SDGsの目標1「貧困をなくそう」には、5つの達成目標と、2つの実現のための方法、あわせて7つの小さな目標「ターゲット」が設定されています。

5つの達成目標のうち
ターゲット1は、2030年までに、世界で「極度に貧しい」暮らしをしている人をなくす。

ターゲット2は、2030年までに、それぞれの国の基準で、いろいろな面で「貧しい」とされる男性、女性、子どもの割合を、少なくとも半分減らす。

ターゲット3は、それぞれの国で、人々の生活を守るためのきちんとした仕組みづくりや対策をおこない、2030年までに、貧しい人や特に弱い立場にいる人たちが、十分に守られるようにする。

ターゲット4は、2030年までに、貧しい人たちや特に弱い立場にいる人たちをはじめとしたすべての人が、平等に、生活に欠かせない基礎的サービスを使えて、土地や財産の所有や利用ができて、新しい技術や金融サービスなどを使えるようにする。

ターゲット5は、2030年までに、貧しい人たちや特に弱い立場の人たちが、自然災害や経済ショックなどの被害にあうことをなるべく減らし、被害にあっても生活を立て直せるような
力をつける。
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