戸井康成の金曜スクラッパー

出来心でトラックの荷台に潜入したら、5時間降りられなくなった男

AFPBB Newsなどによると、先週オーストラリアで、自宅に帰ろうと貨物トラックの荷台に潜り込んだ男が、5時間も降りられなくなる出来事がありました。

11月24日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴がこの珍事件について語り合います。

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青信号が続いた不運

オーストラリアの男性が貨物トラックに乗り込んだ動機は、およそ40分離れた自宅にただで帰るためだったそうです。

「赤信号で停止したら降りよう」と考えていた男性ですが、運悪く青信号が続いたためトラックは止まることなく、5時間走り続けました。

トラックが給油で停車したので、ようやく降りられた男性。
しかし、男性の様子を不審に思った州警察に見つかってしまい、人が乗るように作られていない部分に乗っていたことで、罰金を支払うことを命じられたとのことです。

結局男性が降りた場所は、もともと降りようと思っていた自宅から約400キロも離れた地点でした。

地面スレスレの場所に5時間

実はこの男性、酒を飲んで酔っ払っていたため、一時停車していた連結トラックの荷台下にある金属製のラックに乗り込んでいたようです。

戸井「映画とかでは連結部分に飛び乗るシーン、よくあるじゃないですか」

こうしたトラック(トレーラー)は、ハリウッド映画などで主人公がバイクで通り抜けていく脇で、横転してるようなシーンで見かけると戸井。
それにしても、カゴのようなところに5時間も入っていて怖くなかったのだろうか?と首を傾げます。

戸井「もろ、下は地面ですよね」

小林「スレスレ…」

結局、400キロも降りられなかった男性ですが、運転手からすると青信号が続いたので「今日はラッキー」と思っていたかもしれません。

罰金を払い400キロどうやって帰る?

400キロというとかなりの距離ですが、名古屋から車で5時間乗り続けると、はたしてどの辺りまで到達できるのでしょうか?

気になったリスナーが、CBC本社付近から行ける距離をNEXCO中日本のドライブコンパスで調べました。
それによれば、都心環状線の東新町出入口からおよそ5時間でたどり着けるのは、西へ行けば広島県の西条インターチェンジ、東へ行けば栃木県の宇都宮インターチェンジあたりまでだそうです。

北に行けば、新潟県の柏崎インターチェンジ、四国方面に行けば、愛媛県の新居浜インターチェンジが該当するようです。

小林「めちゃくちゃ遠いですね!

戸井「罰金を払った上に、帰りの交通費も必要になってくるってことで…帰りもトラックに乗る?」

自宅までの交通費をケチろうとしたばかりに、帰宅するための交通費がバカになりませんね。

広々としたオーストラリアならではのハプニングで、日常ではとても起こり得ないような今回の事件。
「酔っ払ってどこか遠くへ向かうとなると、せいぜい年末の忘年会くらい」と戸井でした。
これからのシーズン、気をつけましょう。
(nachtm)
 
戸井康成の金曜スクラッパー
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2023年11月24日21時18分~抜粋

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