戸井康成の木曜スクラッパー

理解不能!フリマサイトに胎児のエコー写真

ニュース番組「ABEMAヒルズ」によると、女性が妊娠した時に産婦人科で撮影する胎児のエコー写真が、なんとフリマサイトで販売されていたことがSNSで話題になりました。
その販売価格は600~3000円だそうです。

6月30日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴が販売者と購入者の意図を推理します。

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何のために?

フリマサイトに出品されていた胎児の「エコー写真」、商品紹介には「勉強用」「サンプルなどにお使いください」との記載もあったとのこと。

出品した人がいることはもちろん、さらに実際に購入者がいたことにも驚きです。
どのような目的でエコー写真を出品したのでしょうか?

戸井「これもう、ド怒りニュースでもいいかと思ったくらい」

小林「本当ですね!」

戸井「海外のニュースかと思いましたが、これ、日本の話でね」

戸井はため息をつきます。

倫理観に欠けた行為

エコー写真はどのようなルートでフリマサイトに出品されたのでしょうか?

戸井は、胎児の母親本人によって持ち込まれた、あるいは産婦人科の医師や関係者から持ち込まれた、と2つの可能性を挙げます。

戸井「どっちにしても、人間としての倫理観に欠けた行為だな、と思うんですけど」

小林「本当ですね…」

さらに驚くことに、陽性反応の妊娠検査薬まで出回っているそうです。

戸井「どう?女性心理からすると?」

小林「いや、ちょっとあり得ないですね、胎児のエコー写真。だって、大切な宝物なんじゃないですか?」

戸井「本当そうですよ!本来はそうあるべき。そう思うよ、皆がね」

最低限のモラルやエチケットを

売れるものは何でも売るとは言え、最近その出品の暴走気味が社会問題化しているフリマサイト。
ここまでくると「子育て世帯の貧困も背景にあるのでは?」と推測する小林。

戸井も「後味が悪いニュース」嘆きます。

こうした画像は、男女間の偽装や詐欺の手段として悪用される可能性もあります。

「フリマサイトのチェックが行き届いていないことが問題」と指摘する戸井。
常識に反する出品への厳しいチェックなど「こうした事が二度と起きないようにサイトの利用基準をもっと厳しくしてほしい」と続けます。

互いの信頼やマナーで成り立っているフリマサイト。
「不要品を誰かに買ってもらいたい」「もっと安く手に入れたい」という気持ちはわかるにしても、最低限のモラルやエチケットを守ってほしいものです。
(nachtm)
 
戸井康成の木曜スクラッパー
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2023年06月30日21時51分~抜粋

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