戸井康成の木曜スクラッパー

米NBA決勝戦でマスコットが格闘家に殴られ病院送りに

アメリカ・プロバスケットボール(NBA)決勝戦のハーフタイム中のパフォーマンスで、アヒルのマスコットキャラクターがプロ格闘家のパンチを浴びて倒れ、着ぐるみの中の男性が病院に運ばれる事件がありました。

NBA、アヒル、格闘家といささか情報量の多い事件ですが、6月16日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴がこのニュースについて語ります。

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ハーフタイム中に殴られたマスコット

9日、アメリカのフロリダ州マイアミで行われたプロバスケットボール決勝のハーフタイム中のパフォーマンスで、プロ格闘家の男性がマスコットキャラクターの顔を殴り、着ぐるみの中に入っていた人が病院に運ばれたという事件がありました。

格闘家の男性は鎮痛効果があるスプレーの宣伝のため、マスコットキャラクターが倒れても着ぐるみの中の人の状態に気づきませんでした。
そのため、格闘家の男性はさらにマスコットの顔を殴り、最後にスプレーを吹きかけたとのことです。
盛り上がるはずの決勝戦で、マスコットは踏んだり蹴ったりのようでした。

戸井「全米、全世界が注目するNBAの決勝戦での出来事ですから。スマホ検索タイムですよ」

「NBA マスコット 格闘家」で検索すると、バスケットコートで無惨に倒れているマスコットの写真が出てきます。
殴られた可哀想なマスコットは、マイアミ・ヒートのアヒル「バーニー」でした。

一方のプロ格闘家は、アメリカの総合格闘技団体UFCの元王者コナー・マクレガー。

戸井「本物中の本物なんですよ」

いわくつきのトラブルメーカー

マクレガーは知る人ぞ知るファイターで、格闘技ファンの戸井からすると、”大好物”の選手とのこと。

ファイトマネーやCMで荒稼ぎするレジェンド格闘家で、Netflixでその生涯がドキュメンタリー番組になっているそうです。

小林「レジェンドですね」

マクレガーは未だ30代の若さで、まだまだどんどん戦える選手だと戸井。
ただ、王者ながらトラブルメーカーで有名なのだそう。

というのもマクレガーは素行が悪く、記者会見をすっぽかしたり、見ず知らずのおじいさんに酒を強要するなど悪評が絶えないようです。
通行人にスマホで写真を撮られたら、スマホを取り上げて叩き壊すくらいの暴れっぷりだといいます。

小林「めっちゃ強いこどもなんですね。ちょっと言い方悪いけど」

ちなみにこの試合当日も、女性に対する性的暴行疑惑で告訴されていたようです。
これだけ問題を起こす最強の格闘家に目をつけられては、マスコットもたまったものではありません。

アヒル相手に本気になった?

戸井「マクレガー本人は軽く殴っているつもりなんだろうけど…思いの外きついんだろうね」

小林「そうですね。元王者のパンチですからね」

戸井「ボコボコになっちゃって。マスコットやっちゃったってことでね。アヒル相手に本気になっちゃったってことで」

結局、マクレガーに2発のパンチを浴びせられる恰好になってしまったマスコット。
もともとこのパフォーマンスは、鎮痛スプレーの宣伝を目的とした演出のはずでしたが、鎮痛スプレーもさすがに効果がなかったようです。

戸井は、殴られて病院送りになったマスコットはちゃんと保険に入っていたのだろうか、と心配します。
「アヒルだけにアフラックに入っていたのかな」とオチをつける戸井でした。
(nachtm)
 
戸井康成の木曜スクラッパー
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2023年06月16日21時52分~抜粋

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