戸井康成の金曜スクラッパー

1万人が殺到!ニュージーランドのピザ店が導入した「死後払い」

ニュージーランドのピザ店が、死んだ後に代金を支払える「死後払い」を導入しました。
この驚愕の料金システムに殺到した希望者は、なんと1万人以上とのこと。

6月11日放送のCBCラジオ『戸井康成の別冊スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴がこのニュースについて語ります。

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生きている間はピザ代の心配なし

現地メディアが伝えたところによると、ニュージーランドのピザチェーンブランド「ヘルピザ」が、顧客が死んだ後にピザ代を支払う「死後払い」を導入したとのこと。

顧客はヘルピザとの契約書に、自分の遺言状にピザ代の請求書を含めることを記し、証人2人が署名することが必要とのこと。
生きている間はピザ代を心配する必要がないこのサービス。ヘルピザはニュージーランドやオーストラリアでそれぞれ666人に同サービスを提供する計画とのことです。

戸井「666人ってのがまたいいよね」

西洋では不吉な数字とされる666。
リスナーからは「ピザの代金は666人限定で死んだ後に料金を支払いする決済サービスが爆誕」「ピザ好きには嬉しいシステムかもしれません。遺産で払うからとりあえず食べられるだけ食べちゃえと。でも食べすぎるとゲップや胸焼けで胃酸が上がってきてしまいそう」とコメントが寄せられました。

戸井「難しいのよ!ラジオで説明するのは。でも発音は一緒なのよ。遺産と胃酸はね」

小林「でも上手いよ!」

1万人以上の希望者が殺到!

ニュージーランドのピザ屋もなかなかユニークなサービスを考えたなぁ、と戸井。

666人の枠に対して、なんと1万人以上の希望者が殺到しているそうです。
なにしろ、東洋の島国のローカルタレントの番組にまでそのウワサが届いているのだから、すごい宣伝効果だと戸井は認めます。

実は最近、こうした後払いのシステムは世界的に広がりをみせているようです。
クレジットカードの登録が不要で、アカウント開設も簡単という利点もあります。

ただ自分の場合、ピザを美味しく食べられなさそうだから、先に払っておきたいタイプだと戸井。

小林「自分が死んだ後だから、払った感覚はきっとないですよ?」

戸井「自分で払った感覚がないにしても…ピザ代分を残して死ななきゃいけないのかなと思うわけじゃんね」

小林「あ~なるほどね」

このシステムに加入したことによって、ピザの代金を残したまま死ななきゃいけないなら、むしろ今までよりピザを注文する頻度が減りそうと戸井。
月2回頼んでいたとしたら、月1回に減らすそうです。

小林「逆に減っちゃう??」

戸井「ビビリだもの」

一方、自分の遺産はピザよりも家族に全額渡すことが優先、と模範解答の小林。

請求書があの世にまで届く?

ところでこの料金システムの場合、遺言状にピザの請求書を含める必要があります。

仮に遺産が足りなかった場合、親族が代わりに支払うことになり、ひと揉めすることになりそうです。

戸井「うわ~親父、ピザ100枚も注文しやがる!って後からね」

小林「絶対そうですよ。ダメな終活ですね」

こんなゴタゴタで、死んだ後まで親族から嫌味を言われたくないと戸井。

戸井「天国で安らかに眠れないじゃないですか。だから”ヘル(地獄)ピザ”って言うんじゃないの?」

小林「あ~なるほどね!」

地獄まで請求書がデリバリーされそう、とボヤく戸井でした。
(nachtm)
 
戸井康成の金曜スクラッパー
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2023年06月11日20時48分~抜粋

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