戸井康成の金曜スクラッパー

超進化!世界一高速で洗濯物を畳むロボット、必要か否か

現地メディアが伝えたところによると、アメリカの研究チームが「世界一高速で衣類を畳めるロボット」を開発したそうです。
産業ロボットアームなどによってスピードが一気に速まったそうです。

11月25日放送の『戸井康成の金曜スクラッパー』(CBCラジオ)では、戸井康成と「洗濯物を畳むのは面倒なので、なるべく畳まなくてすむようにしている」という小林美鈴が、この画期的なロボットの実用性について語りました。

[この番組の画像一覧を見る]

超進化だけど…要る?

アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、世界一高速で衣類を畳めるロボットを開発したと発表しました。
産業ロボットアームなどを駆使して、ランダムに置かれた衣類を1時間に30枚から40枚畳むことが可能になりました。これまでは1時間に3枚から6枚程度だったそうです。

戸井「いかにもクリーニング店の息子、戸井康成が選んだニュースでしょう。でも、1時間に3枚から6枚程度なら、もしかすると赤ちゃんでも畳めるかも。
いるかなぁ?いらないかなぁ?っていう感じがしますけど。こんなロボット」

とはいえ、今回の進化は畳む効率が一気に10倍以上になったので、ひとまず「大進歩、超進化」と賞賛する二人です。

意外に難題だった洗濯物

「ところで、洗濯物は普段どうやって干している?」と小林に尋ねる戸井。

小林はいったん干した後、ウォーキングクローゼットにハンガーごと持ち込んでいるため、畳むのはタオルと下着類くらいだそう。

戸井「賢い!それ小林くんが考えたの?」

小林「あのね、新垣結衣さんがやってるって…」

戸井「ガッキーがやってるのを聞いて、『私も取り入れよう』と思ったってことね?」

小林「だから私、実質ガッキーですね」

戸井「ガッキーと放送できて俺も嬉しいわぁ」

効率が上がったのは確かに大きな進歩ですが、洗濯物を畳む作業自体は日常的でありふれたこと。また、小林のように必要性をあまり感じない人もいます。

戸井「なぜこれがこんな大きなニュースになるのか?」

実は研究チームにとって”衣服を効率よく畳むこと”は、ロボット操作における長年の課題でした。
これは「複雑なダイナミクスと衣服の高次元構成空間」によるものと紹介する戸井。

小林「難しいですね…」

戸井「それくらい難しいってことなのよ」

要は、服はしわになりやすく、あちこちに散らばってしまうからだそうです。

一般家庭に普及するのはいつ?

洗濯物を畳むロボットについては、過去に手痛い失敗例も。
2019年の記事によると、国内のランドロイド(全自動洗濯物折り畳み機)の事業化を目指した会社は開発が難航し、負債総額およそ31億8千万円で破産手続き開始に至っています。

小林「あらら…夢叶わず」

戸井「それくらい科学者にとってはこれは難しいんだって。ロボットに洗濯物を畳ませるっていうのはね」

「洗濯物を畳むのは本当に面倒くさい…」と口を揃える小林と戸井。
誰しも洗濯物を畳む必要があるため、ニーズはありそうです。

今回のロボットの見た目は人間の上半身にそっくりでシンプルなつくりですが、まだまだ高価。
価格帯を考えると、一般家庭に普及するのは当分先と見込まれます。
「畳むロボットができるのが先か?それとも、俺が人生を畳むのが先か?」とオチをつける戸井でした。
(nachtm)
 
戸井康成の金曜スクラッパー
この記事をで聴く

2022年11月25日21時18分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報