戸井康成の金曜スクラッパー

利用者は高齢者!?処分に困るDVD買取サービスが好評

北関東を中心に展開している利根書店(本社:群馬県太田市)が行っている成人向けDVDの買い取りサービスが、「大人の終活」を手伝うとして話題となっています。
65歳以上の利用者が多いとのことで、高齢者にとって生前の処分は切実な問題です。

11月18日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』では、このニュースを受けて戸井康成と小林美鈴が「処分に困るモノ」について語りました。

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高齢者から年間7万本を買取り

朝日新聞が伝えたところでは、利根書店が不要になったDVDの処分に取り組んでいるそうです。
インターネットを利用した宅配買い取りサービスのため、中身を見られる心配や、店員と店舗で面と向かって話すこともないとのこと。

戸井「よく考えられたサービスだなぁと思っちゃいますよ」
小林「本当ですね!」

65歳以上の高齢者から2020年、2021年とも7万本近い買い取りがあったそうです。

戸井「高齢者、どんだけ持ってんねん!って話で」
小林「元気よ!」

命より大事なスマホ

若い世代が動画を視聴するのはスマホが中心です。

小林「買わなくてもいいですからね、物を」

スマホ以前は、DVDなどのビデオパッケージを入手する他ありませんでした。
そのためどうしても困るのがその処分。折しも、世はコロナ禍で断捨離ブームです。

かといって、捨てるに捨てられないコレクションは社会問題化しています。

戸井「小林くんは身の回りに恥ずかしいものとかないですか?ここで言えないコレクションとかないですか?」

小林「私の実家には薄い本が…結構イチャイチャしている…」

戸井「ほら、処分に困るじゃないか!それは」

同人誌…いわゆる「薄い本」の所持を明かす小林。
でも、恥ずかしいという感覚はなく、棺に入れられてもへっちゃらだそう。
一方、死を覚悟した瞬間にスマホを叩き割るつもりでいる戸井。

戸井「とにかくスマホを!」

小林「悲しい最期ですね、それ」

「車は妻に、家は娘に、スマホは息子に譲るつもりで遺言を残さないといけない」と真剣に語る戸井。

リサイクルの精神?

また「昔の手紙や隠し口座も、死んでから知られたくないモノのひとつ」と戸井。

”男の終活キャンペーン”と銘打つこのサービス。
どうして利根書店はこのサービスを始めたのでしょうか?

「配偶者やご遺族からもお困りの声が寄せられています。人は明らかにしたくないデリケートな問題があるだけに、ご家族の精神的負担を軽減できれば」と同社の広報。
需要は少なくないようです。

こうしたサービスがなかった昭和の時代は、知られたくないモノの処分に困った方々が空き地の土管などに無造作に投げ捨てていたと戸井。
イタイケな少年だった戸井はそれを回収していたようです。

戸井「探すわけじゃないですか。なんていうか、SDGsだね。リサイクルの精神」

キャッチーなワードでの思わぬ締めに笑いをこらえきれない小林でした。
(nachtm)
戸井康成の金曜スクラッパー
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2022年11月18日21時18分~抜粋

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