戸井康成の金曜スクラッパー

高額な廃棄費用・高い不良品率!アベノマスクとかけて言いたいことは

配布当初から賛否があった「アベノマスク」が、再び話題となっているようです。

高額な廃棄費用に加え、かなりの割合で不良品も混じっている事態に怒りを隠せない戸井康成と小林美鈴。
不織布マスクとかけて、岸田総理の会見を戸井はどう表現するのでしょうか。

12月24日放送の『戸井康成の金曜スクラッパー』から。

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アベノマスクリターンズ?

リスナーの”ド怒りニュース”をピックアップするニューススクラップのコーナー。
この週、リスナーの方々が怒っていたのは“アベノマスク”についてのニュースでした。

昨年、新型コロナウイルス感染対策で政府から全国に配布されたアベノマスク。
なんと現在、8000万枚以上が在庫として残っているとのこと。
保管料も高額なため、希望者へ配布したあとの残りは廃棄処分を予定しているのだとか。

戸井「アベノマスク・リターンズみたいな」

以前も同コーナーでアベノマスクを取り上げたため、”リターンズ”と表現する戸井。
21日の岸田総理の記者会見を読み上げます。

戸井「『政府が布製マスクを全国民に配布したことで、その後マスクの製造・流通が回復し、今ではマスクの不足に対する心配は完全に払拭される』。これ、”払拭される”と”不織布”をかけとるの?」
小林「んー、やかましいなぁ~!かけてないですね~」

これが本当なら、さらなる国民の”ド怒り”を買うことになるかもしれませんね。
 

金八でも不良はここまでいません!

ここで、あることが気になった戸井。

それは、保管料と処分費用だけでなく、配布されたアベノマスクのうち1100万枚が不良品だったことについてでした。

戸井「1100万枚が不良品!金八先生の”腐ったみかん”でもこんなに不良出てこんね!?」
小林「あははー」
戸井「『お前が俺たちの生徒だ!』って言って出てきませんよ?腐ったみかん」
小林「ダメですよね」

なんと、約15%が不良品だったようです。

戸井「ちなみに小林くんはアベノマスク届いたでしょ?」
小林「届きましたよー。もう十分、不織布マスクが家にある状態で届きましたね」
戸井「で、どうしたんですか?それは」
小林「彼方へどこかへ行ってしまいました(笑)使ってないです、一度も」

”アベノマスクあるある”ですが、国民全員が「アベノマスク万歳!」というわけではなかった、と戸井。

実際に助かった人もいるのは事実ですが、心から「もらって良かった!」と思えるような政策であってほしいものですね。
さらに「政府関係者以外でアベノマスクをしていたのは長州力さんくらい」と痛烈なパンチを浴びせます。
 

費用を引き受け”マスク御殿”に?

戸井「結局ですね、21日の会見で希望者に配布した後、『年度内に在庫を廃棄する』という風に岸田総理は明言したと。棄てるんかい!」

小林「そうですね。結局ね~」
戸井「棄てるのにもお金かかるんですよ?」

廃棄処分の費用は約6,000万円かかるそうです。
ただ、今後もかかり続ける見込みの高額な保管料と比べれば、ここで廃棄して終わりにするのは賢明な判断なのかもしれません。

戸井「6,000万円くれたら、俺が全部もらってあげるよ?」
小林「でも8,200万枚ですよ?」
戸井「戸井コンツェルン、地下42階建てやから。地下40階から30階くらいまで全部倉庫にして…」

”マスク御殿”を企てようとする戸井。

小林「そんな人は6000万欲しいと思わんのですわ」

確かに地下42階の建物の持ち主なら、6000万円に目がくらむことはないのかもしれません。

”ド怒りニュース”のアベノマスク問題に対し、政府と国民の意見がかなり違っていることに怒り心頭の様子の二人でした。
(nachtm)
戸井康成の金曜スクラッパー
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2021年12月24日20時12分~抜粋

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