戸井康成の金曜スクラッパー

日本の民間人が夢の宇宙ステーションへ、気になる費用はおいくら万円?

12月8日、実業家の前澤友作さんと、関連会社役員の平野陽三さんの2人がロシアの宇宙船「ソユーズ」に搭乗し、日本の民間人としては初めて国際宇宙ステーションに滞在しました。

12月10日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』では、気になる旅行費用など、戸井康成とアシスタント小林美鈴がトークを繰り広げます。

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払えない?旅行費用は100億円

「今週のびっくりニュース」として番組に最も多く寄せられたのは、“日本人民間人(実業家の前澤友作さん)が初めて国際宇宙ステーションへ渡った”というニュースでした!

戸井「前澤、宇宙でございます」

秋山豊寛さん(当時TBS社員)以来、約30年ぶりとなる民間人の宇宙旅行。
国際宇宙ステーション(ISS)へ渡るのは、宇宙飛行士を除くと日本人初です。

「驚くべきはその旅行代金です。公表はされていませんが、二人分で100億円程度と噂されてます。いずれにせよ我々とは関係ないケタであることは間違いないですね」(Aさん)

戸井「我々ってひとまとめにしてもらって困るよなぁ?」
小林「払えるんですか?」
戸井「払えません」

12日間の滞在で、一説には「100億円」とうわさされる今回の費用額。
今のところ、”宇宙旅行”と気軽に言えないほど多額の費用がかかることが、今回の前澤さんのプランで明らかになりました。
一般に普及するにはまだまだ長い時間がかかりそうですね。
 

密輸疑いで罰金9000万円!?

他にも、前澤さんにまつわるエピソードが寄せられました。

今回の旅行では、ロシアのロケット・ソユーズに搭乗した前澤さん。
宇宙へ旅立つ前に訓練を受けるべく、ロシアに入国したそうです。

その際、なんと1億円相当の腕時計の”密輸”を疑われてしまい、関税3,000万円と罰金6,000万円、計9,000万を課せられてしまったというエピソードがあったそうです。

小林「痛くも痒くもないですよ~。9,000万なんか」
戸井「我々の感覚で言うところの9円くらいなのかな?」

何かと費用のかかる宇宙旅行となると、金銭感覚が麻痺してしまいそうですね。
そもそも何故、そんな高級な腕時計を持っていったのか?と訝しげな戸井。

戸井「銭湯なんか行く時も何も持っていかないもん」
小林「家を出る時もマッパってことですか?」

夢のある壮大な宇宙旅行の話から、何故か身近な話になる戸井。
 

宇宙へ行くには過酷な訓練も…

宇宙へ旅立つ前のインタビューで前澤さんは「遠足前の小学生の気持ちです!」と興奮気味にコメントしていたそうです。

大いなる宇宙の前では、財を成した実業家も童心に戻れるのかもしれません。

今回、無事打ち上げが成功し、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した際には「本当にあったよ。宇宙ステーション!」とリアリティのあるコメントを残しています。

小林「小学生みたいで可愛いですね」
戸井「これどうですか?宇宙行きたいですか?」

当然ながら、宇宙へ行くには前準備やかなりハードな訓練が必要になるため、今は行きたくないと小林は答えます。
中でも過酷なのは飛行訓練で、”約100日間の飛行訓練”を受ける必要があるそうです。

戸井「”100日で死ぬワニ”寸前じゃないですか」
小林「100日後に飛ぶ前澤でしたけど…(笑)」

訓練しないで宇宙に行ける日は果たして来るのでしょうか?

100日間に及ぶ訓練と多額の旅行費用という高いハードルが待ち受ける今の宇宙旅行への現実。
いつかは金額も手頃になって、気軽に宇宙旅行ができる日が来るのかもしれません。
(nachtm)
 
戸井康成の金曜スクラッパー
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2021年12月10日20時17分~抜粋

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