レポドラ日記

江戸時代の木製水道管!?

2015年07月29日(水)

今日は名古屋市西区にあります

旧幅下小学校にお邪魔しました

実はここであるものが発掘されたそうなんです

ここ幅下小学校で新しい「なごや小学校」建設前に

遺跡発掘調査が行われているのですが

なんとこちらから江戸時代に作られた

木製の水道管が見つかったそうなんです

こちらがその水道管

今回見つかった水道管は350年ほど前

江戸時代の初期に旧尾張藩が敷設したものです

木樋(もくひ)と呼ばれる木製の水道管の一部が見つかりました

実はこれ、1.8mの深さに埋まっていたのですが

実際昔の人は1mくらいの深さに作ったそうです

それにしても、昔1mも深い所にこんな水道管を作るとなると

かなりの労力が必要になりますよね...

 

そしてこちらの水道管、

どこから水を引っ張ってきていたかというと

庄内川の近く、白沢川というところからだそうです

そこから用水を通して名古屋城の外堀まで引き入れ

そこから水道管で町内に流したと考えられるそうです

なぜそんな遠い所から水を引いてきていたかと言うと

ここから近い堀川は海水が混じってしまい

水質に問題があったんだとか

昔の人の「美味しい水が飲みたいという執念が伺われますね

また、木で出来ている水道管と聞くと

水が漏れてしまうのではないかと思う方もいるかもしれませんが

桶職人舟大工などの水を漏らさない木工のプロが作ったため

350年経った今でも意外としっかりとした形で残っていました

昔の人が力を合わせて作った水道管

そしてそれを使って生活が成り立っていたと考えると

本当にロマンがありますよね

 

地中に埋まった木製の水道管はなかなか見ることが出来ないので

本当に貴重な体験でした

 

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