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【ラジオの裏側】放送を陰で支える放送部とは

radiko、AM局のワイドFMやFM転換など、この10年のラジオ業界は大きく様変わりしています。
そんな中、名古屋のCBCラジオでは20代・30代社員が「CBCラジオ未来プロジェクト」を立ち上げ、様々な取り組みを始めています。

そのメンバーである株式会社CBCラジオ放送部のSさんが所属するセクションについて語ります。

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緊張の書き出し

この記事を読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。放送部のSです。

普段は、「ラジオマスター」と呼ばれる、機械がずらっと立ち並ぶやや肌寒い部屋で仕事をしているので、物書きなど初挑戦でかなりビビっております。

暖かい目を細めながらお読みいただけると幸いです。

ラジオマスター??

さて、ラジオが好きだ!というリスナーさんでも聞いたことがないでしょう、「ラジオマスター」という謎の部屋(知っていたらそこそこのラジオ通かも?)。

僕も配属されるまで聞いたことも見たこともありませんでした。一言で言ってしまうと「CBCラジオの心臓部」でしょうか。

「おいおい、自分の部署のハードルかなり上げているぞ」という声も聞こえてきそうですが、実際それくらい大事な機械が立ち並んでいます。

大事な機械

まず、CBCラジオのすべてのスタジオの音声はここに集約されます。その他、中継先からの音声や録音番組の音声、ネット番組で用いる他局さんの音声やCMの音声もすべて集まっています。野球シーズンならバンテリンドームナゴヤの音声も、もちろんここに届きます。
ほら、心臓部らしいでしょ?

それに加えて、「何時何分何秒にこのスタジオの音声を放送しなさい」という命令を出す機械もここにあります。09:00:00にポーンと鳴ったあと、09:00:02に「みなさ~ん!」と聞こえてくるその当たり前のような毎日は、ここで司っているのです(そんな機械が並んでいるから常に部屋を涼しく保っているわけですね。)。

もし、この機械が故障したら…?録音番組の音声が再生されなかったら・・・?そもそも命令の時刻が間違っていたら…?はい、即「放送事故」です。
そうならないため、もしくは、そうなってもどうにかするために我々放送部は24時間365日交替で常駐しています。CBCラジオをお聞きいただいているみなさま、これからも安心して快適なラジオライフをお楽しみください。

ちなみに、「マスター」は正確には「master control room」、日本語に訳すと「主調整室」です。スタジオでキューを振っているディレクターさんたちがいるのは「サブ」と呼ばれる「副調整室(sub control room)」です。ラジオ小話でした。

『しろくじちゃんが寝る前にほめるラジオ』


さて、そんな僕も属している「CBCラジオ 未来プロジェクト」が立ち上げた番組『しろくじちゃんが寝る前にほめるラジオ』(毎週火~金、21:30~21:40)、みなさまお聞きいただいていますでしょうか?寝る前にゆる~く楽しめる番組です。いつもお聞きいただいているみなさま、ありがとうございます。

では、Podcastでは聞いたことはありますか?Spotifyでは?
こちらは聞いたことないというみなさま、今すぐ検索してみてください!なんと、この『しろくじちゃん』は各種配信サービスでもお楽しみいただけます!しかも、本編では泣く泣くカットされたトークも聞けちゃいます!これは聞くしかない!
(Apple Podcast/Google Podcasts/Spotify/Amazon music の4サービスに随時アップロード中!)

僕はこの配信版の番組を再編集したりアップロードしたりと、配信側で携わっているのでぜひ配信でもお楽しみください!
ちなみにこの記事を書いている今現在、トルコやカナダからの再生もあってかなり驚いております。全世界で聞ける配信ってすごい!
(放送部・S)
 
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