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パンサー向井慧、仕事でダメだった時の「ギャラの使い方」

パンサーの向井慧がパーソナリティーを務める新番組『#むかいの喋り方』が10月2日にスタートしました。
記念すべき第1回は、向井自身の熱いラジオ愛に始まり、仕事観やプライベートなどを語る向井ですが、最後に仕事がうまくいかなかった時の、ギャラの驚くべき使い方を披露しました。

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CBCラジオを聴いて育った向井

「打倒、つボイノリオ!」

つボイノリオは名古屋でナンバー1の人気を誇るベテランパーソナリティ。いきなり頂点を目指す勢いの向井、こんな第一声を放ちました。

「本当に感慨深くてですね。名古屋出身なんですけども、CBCラジオを聴いて育ったと言っても過言ではありません」

続けてラジオ愛を語り始める向井。

中学時代、名古屋ではCBCラジオから放送されていた『ナインティナインのオールナイトニッポン』からラジオにハマったという向井。
2000年前後のCBCラジオでは、ブレイク前の海砂利水魚(現くりぃむしちゅー)、ブラックマヨネーズ、ココリコなど、後のお笑いビッグネームがパーソナリティを担当する深夜番組を制作していました。

「そん時はまだ僕は、皆さんのことをテレビで見る前だったんです。テレビでは見ないけど、ラジオでこんなに面白い芸人さんがいるのか、と思いました。だから芸人って相当厳しい仕事なんだな、と思いながら聞いてたのがまさにCBCラジオ」

愛ゆえに盗難を自白!

1996年から1999年まで、ココリコが担当していた深夜番組が『快楽シャワー王国』。

その最終回、向井は抽選で当たり公開収録に行ったそうです。

「終わるのがすごい悲しくて。その会場を後にする時に公開収録のポスターが貼ってあったんですよね」

若き日のココリコの二人が泣いてる加工がされていて街が水浸しになってるデザインでした。それが会場には何枚も貼ってありました。

「そのポスターを1枚パクッて部屋に貼ってました。います?ココリコさんのポスター1枚だけ貼ってる中学生。そんな男が、今こうやってCBCのラジオブースで、自分の番組をやらしてもらってます。その当時の盗んだポスターの件ようやく謝ります。すいませんでした」

番組タイトルがダサい

こんなラジオ愛の告白からスタートした『#むかいの喋り方』。ですが…

「番組のタイトルがダサいんですよね」と向井。

タイトルの由来を説明していきます。CBCテレビには『#やすだの歩き方』という安田美沙子とパンサーが出演している深夜番組があります。

テレビの『#やすだの歩き方』とリンクさせてつけたタイトルが『#むかいの喋り方』です。東海地方でテレビを見ている人なら想像がつくタイトルです。

「今ってラジコっていうアプリがあって、プレミアム入ると全国で聞けるんですよ。だから北海道や沖縄で聞いてくれてる方もいるかもしれないんですけど、『#やすだの歩き方』をその人、知らないじゃないですか。だとしたらタイトルがダサい」

番組タイトルに若干不満がある模様の向井。しかし考えてみれば、テレビ番組のタイトルも某社の海外旅行向けのガイドブックが元ネタのようですので、東海地方以外の方にはそちらで説明した方がよいかもしれませんね。

ボイメン辻本のおかげ?

この番組が生まれた背景には、意外な人物が大きく関係していたとか。

「ボイメンっていう名古屋では知らない人がいないぐらいのアイドルグループがあって、その中に辻本っていうやつがいるんですよ」

BOYS AND MENの辻本達規と仲がいいという向井。

「『僕、向井さんとすごい仲良いんです。いつか向井さんとラジオやりたいと思ってるんですよ!』って熱い思いをCBCのお偉いさんに届けてくれたみたいで、じゃあわかった、番組作るよということで番組ができました」

嘘か誠かこう語る向井。

「でも蓋を開けたら辻本がいなくなってて、不思議なもんで向井しかいなくなっちゃったんですよ。聞いた話によると辻本君はいろんな番組があってお忙しいそうです。でもこの先、辻本君が来る回もちょくちょくありますんで、辻本君が好きな方はぜひ聞いて下さい」

仕事には向き不向きがある

「僕が聴いてたラジオって、芸人さんが出演したテレビ番組の裏話をしてたんです。ラジオとテレビを二重に楽しめる、みたいなね。僕はああいう話が好きだったんで、出た番組の話とかをいろいろできたらなと思います」

早速、とある全国ネット番組に出演した時のことを喋り出す向井。

「パンサーを向上させようとネプチューンのホリケンさん、中川家さん、いろんな方々が愛あるダメ出しをしてくれたんですけど、芸人にも向いてる仕事、向いてない仕事ってあるんですよ」

実は向井、この番組は向いてないと思ってはいたそうです。
実際、出演後に落ち込み過ぎたため、同じ回に出演していたチョコレートプラネットの長田庄平さんに一緒に帰ってもらったということです。

気持ちを楽にする方法

「俺はもう一人でこのまま帰れない、このまま一人で帰ったら車に飛び出して、身体を車に当てる恐れがあるから一緒にいてくれって頼んだんです。その後、長田君とお風呂一緒に行ってちょっと慰めてもらって、家に着いたのが2時頃」

そこから後悔ばかりが頭をよぎり、朝9時まで眠れなかったという向井。
ここから、贅沢な向井のストレス発散法が語られます。

「昔から、うまくいかない仕事があると、その仕事でもらったギャラを口座に入れたくないんですよ。うまくいかなかった仕事の金を持っとくのがイヤで、そのギャラ分の買い物しようって決めてんですよね。そうすると気持ちがちょっとだけ楽になる」

心の傷がわかる買い物

仕事で受けたダメージに比例して、買うものの金額が上がっていくという向井。
ちょっとダメだった時はそのギャラ分、かなりダメだった時はギャラの2倍の買い物をすることもあるそうです。

もちろん先の番組で向上できず、苦い思い出が残った翌日、足が自然に銀座に向かっていたという向井。どの程度「ダメだった」のでしょう?

「イヴ・サンローランっていうお店知ってます?今はサンローランとでも言うんですかね。そこで、何が欲しいとかじゃないんですけど、イヴ・サンローランのセットアップを買ってたんですよ。
気づいたらセットアップとワイシャツと靴、 ネクタイを買ってたんですよ。ほぼ記憶ないんですけど。総額100万円です」

とんでもない金額になってしまいました。

「100万円分傷ついたんだ、とそこでわかるんですよね。いい経験だったりもしたんですけどね」

そんな向井、この『#むかいの喋り方』ではギャラを口座に残すことができるのでしょうか?今後の報告に期待です。
(尾関)
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2018年10月02日21時00分~抜粋

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