12月3日、名古屋市中区のCBCホールで『つボイノリオの聞けば聞くほど』25周年記念イベント『つボイノリオのお・も・て・な・し』に、宮地佑紀生さんが出演しました。
イベント冒頭、ステージには宮地さんひとりが登場し、下記のように謝罪しました。
宮地佑紀生さん、あれから1年半経っての第一声。
宮地さんの謝罪
謝罪します。
去年の6月に問題を起こしまして、12月、簡易裁判で有罪で罰金を払わせていただきました。
それから季節が3つほど過ぎ、今年の9月、調停と言う形で円満解決しました。
神野三枝さん、ならびに事務所の皆さん、申し訳ございませんでした。
事件を起こしました東海ラジオ、ならびにスタッフの皆さん、申し訳ございませんでした。
ご迷惑をかけたスポンサーの皆さん、申し訳ございませんでした。
取りも直さず、今日お越しになってるリスナーの皆さん(声を詰まらせて)申し訳ございませんでした。
つボイさん、小高さん、そしてスタッフの皆さん、今日という日を与えてくださいまして、どうもありがとうございました。
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宮地さんの心境は?
この宮地さんの謝罪後、パーソナリティのつボイノリオ、小高直子アナウンサーが登場。
つボイは宮地さんを抱擁した後、3人揃って壇上に上がり、2時間以上に及ぶトークイベントを行いました。
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逮捕時の状況、警察署での模様、この1年半の生活など、なかなか語りづらいであろうことについて、時に笑い話も交えながら、つボイが尋ねました。
イベント翌日となる『聞けば聞くほど』では、このイベントの参加者、またネットニュースで当日の模様を知ったリスナーからのメッセージが多数届きました。
イベントでも触れられましたが、実はイベント前につボイと宮地さんとは連絡をとっておらず、また控え室も別々で、ステージに上がるまでどんな内容になるか、お互いに打ち合わせてはいませんでした。
ステージに上がる宮地さんの心境を、つボイはこう推測しました。
「宮地君は考えたと思いますけどもね。いわゆる犯罪を犯して消えたわけですから。それが出てくる時にヘラヘラしてくるのか、しんみりくるのか…2時間しんみりもつらいやろうと。しんみりやった方が一番楽ですよね。
でも(お客さんが)来ていただいたってことには、いろいろ聞いてもらって、いろいろ共感してもらって、いろいろ笑ってもらって、いろいろ『それは違うやろ』と言ってもらったり、全部含めてですから、しんみりだけではあかんやろう、どうやって出ようと(宮地さんは)いろいろ考えたと思いますよ」
つボイノリオの感慨
一方のつボイノリオは、この日のオンエア上で、次のような感慨を持つようになったと語りました。
「人生ってね、ホントに長くやってると『それ私には関係ないわ』ということは、ないかもしれんと。
人生って何が起こるかわからん。全部世の中で起こってることはね、自分のことかもしれんと最近思うようになりましたよ。
宮地佑紀生という人が犯罪者となるってことを、世の中突然そうなってしまうことも、リアリティとして、自分のことのように感じられる人もいるんじゃないですか。
『勝手に捕まっといたらええやん』とはだんだん思えんようになりました。自分のこととして、というのが私の最近(の心境)なんですけどもね」
このような思いを持ってステージに向かっていった両者。
この宮地さんの謝罪後に行われたトークショーの模様は、今後番組の中でも随時紹介していくとのことです。
(編集部)
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