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ボカロの祭典「ボカコレ」!ビギナーが最速で投稿できる奥の手とは?

CBCラジオ『RADIO MIKU EX』のパーソナリティ、清水藍は人気ボカロPのねじ式さんを先生に初の作曲に挑戦中です。

しかも清水は、10月14日から17日までニコニコで開催される『The VOCALOID Collection~2021 autumn』(以下ボカコレ)に、ルーキーとして曲を投稿したいと考えていました。
ねじ式先生の回答はいかに?9月26日の放送から。

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清水のお願いとは?

未開封のまま神棚に飾っていたソフトウェア『初音ミク』をインストールする「開封の儀」から始まった「目指せ!ボカロPへの道」コーナー。

これまでねじ式先生を講師に、人気楽曲のコピーから8小節のオリジナルメロディを作るまでに成長した清水。
今回の放送が「スペシャルバージョン」であることを強調します。

清水「ねじ式先生、今日はお願いしたいことがありまして…あのですね」
ねじ式「え、なになに?嫌な予感しか…。はい、なんでしょうか」

清水は、前回まで3週連続でゲスト出演した、株式会社ドワンゴの丸山堅大さんから「ボカコレのルーキーとして投稿してみては?」とのアドバイスをもらったそうで…。

清水「私もボカコレに、ルーキーとして出したい(投稿したい)な~って」

さらに「リスナーからも『藍センパイはやるべきだ!』と強要されたんです!」とアピールする清水に、ねじ式先生も困った様子。

ねじ式「だって、まだ一曲も完成させてないじゃないですか!」

果たして、清水のお願いは聞いてもらえるのでしょうか?
 

ワンコーラスの構成を学ぼう

冒頭で「どうして今日はスペシャルバージョンなんですか?」と戸惑ったねじ式先生。ついに理由が清水から明かされます。

清水「今日はスペシャルバージョンということで、ねじ式先生にたっぷりご出演いただき、いい曲を作るという…」

ねじ式先生も予想外の展開に驚きつつ「呼ばれたからには、やりましょう!」と苦笑しつつ、清水の強要に巻き込まれます。

現在制作中の清水の曲は、8小節分のメロディーしかないため、ねじ式先生は「ワンコーラスに仕上げていきましょう!」と提案。

テレビアニメで流れるオープニング曲には、90秒で終わるよう納める「TVサイズ」というルールがあるそう。
このTVサイズを元にワンコーラスを作成して、その後3~4分のフルコーラス曲にしていくため、清水の曲もまずはワンコーラス作ろうという考えたねじ式先生。

ワンコーラスの構成を考えるため、有名なボカロ曲「千本桜」を聴きながら分析する清水とねじ式先生。「イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ」の作りになっていることに注目します。

ねじ式「イントロ・Aメロ・Bメロ・サビの作りはジャンル問わず王道ですね」

他にも、「イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ1・サビ2」のパターンなどがあると解説しつつ、次々に聴いてみるふたり。曲の構成にもたくさんのパターンがあることがわかります。
 

曲の構成を考えるヒント

ねじ式さんもいろいろなパターンを聴きながら解説したものの、「ボカロPのすごくいいところは、思い思いのクリエイトをぶつけてくるところ」と話します。

「イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ」に当てはまらない曲は多いとのこと。

例に挙げたのは「初音ミクの消失」という曲。
もはやどこがサビで、Aメロで…ということが全然わかりません。

清水「しゃべってたり、早口だったりしますもんね」

ちなみに清水は、この「初音ミクの消失」を歌えるとのこと。実際に曲を聴いてみますが、舌を噛みそうな早口にねじ式さんも「これ歌えるんですか!」とびっくり。

一緒に聞きながら、ねじ式さんも「ここがサビ」「ここがAメロ」といった解説ができない構成に苦笑するしかありません。

今回、清水の曲の構成を考えるヒントとして「自分の描く歌詞の世界観で、『場面がふたつあるといいな』とか、場面で考えるとうまくいくと思います」とアドバイス。

制作中の「ごはんのうた」のワンコーラスを来週までに考えてくること、と宿題を出された清水。ボカコレまで3週間をきった中で、どんな構成の曲に仕上がるのか、楽しみにしましょう。
(葉月智世)
 
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2021年09月26日18時05分~抜粋

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