酒井直斗のラジノート

野球との関わりが深くて浅い?DOBERMAN INFINITY

ラップ&ボーカルグループDOBERMAN INFINITYのSWAY(スウェイ)さんと、KUBO-C(クボシー)さんが、5/5放送の『酒井直斗のラジノート』に出演しました。

EXILEや三代目J Soul Brothersなど人気アーティストが名を連ねるLDHに所属し、着実に活躍の場を広げているDOBERMAN INFINITY。
パーソナリティのピン芸人、酒井直斗とは"両極端"な野球談義で盛り上がりました。

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トークがテキトー

「いやあ、いい試合でしたねえ」

トーク開始早々、音楽と関係ない話を振ったDOBERMAN INFINITYの2人。

この番組は21~23時までの生放送。ゲスト出演部分は収録したものを流しています。プロ野球のナイター実況中継がある場合、試合が長引くと『ラジノート』の枠が削れてしまい、ゲスト収録部分の放送時間が流動的になるおそれがあります。

その旨が台本に書かれてありまして、DOBERMAN INFINITYのお2人はそれを見て、ナイター中継があった前提で野球の話を振ってきたのでした。
ちなみに、この日はナイター中継はありません。あってもなくても、収録である以上、試合内容に触れられるはずもないので、明らかにテキトーな話のフリなのですが。

「この収録が流れる日には野球中継があるかどうかわかんないし」と酒井は釘を刺しながらも、そのフリに乗ってみます。

「今日の試合、どうでした?SWAYさん」

SWAYさん「やっぱり、あそこで来てほしいというところでホームランがあったんで」
酒井「誰が打ちました?」
SWAYさん「えー、そうですねー、SHINJOさんが」
酒井「どこの試合なんスか!」

SHINJO(新庄剛志)選手が直近でプレーしていたのは、2004~2006年の北海道日本ハムファイターズ時代です。
『ラジノート』が放送されている東海地方は中日ドラゴンズのお膝元。当然中日戦の中継が中心です。
ごくたまにパ・リーグの試合が中継されることはあるので、仮に日ハム戦だとしても、時空を超えちゃってます。

DOBERMAN INFINITYを「いかにもゴリゴリの音楽をやっていそうな、ヤバそうな怖いタイプの人たち」と思っていた酒井は、このテキトーな軽いノリに面を食らうのでした。

挫折、早っ!

さて、野球の話を振ってきたからには、相当野球がお好きなんでしょう。ところが…。

SWAYさん「僕は、野球のルールがわからなくて野球を辞めた男なので」
酒井「ええーっ!?野球を始めてはみたんですか?」
SWAYさん「野球をやり始めてみたんですけども、わかんなくて辞めちゃったっすねー。挫折っていうのか」

普通は技術や体力が追い付かなくて挫折するんですが、随分と初期段階から挫折してしまったんですね。
例えば、どんなルールがわからなかったのでしょう?

SWAYさん「そうですね。セカンドの場所がわかんなかったですね。監督に『お前はセカンドを守れ』と言われて、どこがセカンドかわかんないんで、監督の指差す方向にずっと思いっきり走って行ったら、ライトまで着いちゃって」

想像の斜め上を行く、野球オンチっぷりでした。

一方KUBO-Cさんは、少年野球と、中学校の野球部に所属していて、4番ファーストだったそうです。これまた両極端な2人です。

まことにすいまメーン!

DOBERMAN INFINITYは4月18日に3枚目のアルバム『OFF ROAD』をリリースしました。
どんなアルバムか、SWAYさんが語ります。

「OFF ROADということで、道なき道を自分たちらしく、笑顔で楽しくみんなで過ごして行こうという感じの、どんなことがあっても夢に向かって突き進んで行こう意味も込めてこのタイトルにしました。
後は、歩みを止めない人のためのOFF ROADかなっていう。戦い続けるということがOFF ROADだってことでもあるので、毎日頑張ってる方の背中を押せる1枚になるんじゃないかなと思ってます」

このアルバム表題曲である「OFF ROAD」が1曲目に収められており、その歌詞はアグレッシブさに満ち溢れていると酒井が感嘆します。

酒井「こんな素敵な音楽を作っている方々が、こんなにチャランポランなトークをしてくれるんだなあと」
KUBO-Cさん「誰がチャランポランや、誰が!」
SWAYさん「トランポリン」

酒井「何でそんな関西の芸人みたいなツッコミなんですか(笑)。あとごめんなさい、小さい声で『トランポリン』って言ったのはちょっとわかんないんですけど」

SWAYさん「チャランポランでトランポリンを思い付いたんで。ラッパーなんで」

さすがです。一歩間違えれば、「ありがとう、オリゴ糖」のジョイマンみたいになりそうですけれども。

西川遥輝選手のための曲

さて、野球に疎いSWAYさんが、なぜ先程SHINJOの名前を出したのか?それは、アルバム5曲目の「THE NAME」に秘密があります。
実はこの曲、日ハムの西川遥輝選手のために作られた、打席に立つ時の登場曲なのです。

SWAYさんが札幌市出身だということで、テレビ局の企画で制作に至ったもの。実際に西川選手と会い、野球を始めてからプロ野球選手になるまでや、今の気持ちを聞いて、西川選手をダイレクトに励ませられるような作品にしたということです。

歌詞には「輝く」「遥か」「Fighters」という、西川選手の名前やチームを表した言葉が入っていて、まさしく彼のための曲となっています。

4月7日の千葉ロッテマリーンズ戦(東京ドーム)では、試合開始前にDOBERMAN INFINITYのスペシャルライブがあり、「THE NAME」も生披露。試合では西川選手が目の前でホームランを打ち、チームも勝ったということで、2人も大変嬉しかったんだとか。

最後は上手くまとめます

酒井「その時SWAYさんはホームランだっていうのはわかったんですか?」

SWAYさん「そうスね、一応、フェンスを越えて点を取ったっていう、ね」

酒井「ファールでもフェンスは越えてますけどね(笑)」

SWAYさん「そうですね。両ラインの外側に打球が行けばファールだってのはもうわかったんですけど、ファールがボールなのかストライクなのかはわかんないんです」

ファールを打ったら、2ストライクまではストライクになることがまだ理解できてないご様子です。

SWAYさん「サッカーで言えば、オフサイドラインがよくわからない、というのもあります」
酒井「それに関しては僕もよくわからないです」

スポーツを広く浅く知っているというKUBO-Cさんが、オフサイドについて説明しますが、SWAYさんも酒井も生返事。
ここでようやく「全くわからないことを詳しく説明されても、わからない」というSWAYさんの心境を理解する酒井なのでした。

酒井「オフサイドじゃない。今は『OFF ROAD』の話」

SWAYさん&KUBO-Cさん「上手い!」

おあとがよろしいようで。
(岡戸孝宏)
酒井直斗のラジノート
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2018年05月05日22時25分~抜粋

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