酒井直斗のラジノート

UNISON SQUARE GARDENの、アメとムチトーーク!

名古屋出身・在住のピン芸人、酒井直斗がお送りする『酒井直斗のラジノート』。
2/3の放送では、3人組ロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN」(ユニゾン・スクエア・ガーデン)がゲスト出演しました。

メンバーは、ギター・ボーカルの斎藤宏介さん、ベースの田淵智也さん、ドラムの鈴木貴雄さんです。

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酒井、早速エジキにされる


UNISON SQUARE GARDEN(以下"ユニゾン")の皆さんは以前この番組で、スタジオには来ない、声だけのコメントゲストとして登場しています。
その際、「ユニゾンは、酒井直斗が大好きなバンド」という情報を伝え聞いたユニゾンの皆さんは、「どうせ違うでしょ」「好きと言っても9番目くらいでしょ」などと言い、信用していませんでした。

その誤解を払拭すべく、初めてのご対面で意気込む酒井。ですが、ユニゾンの攻撃は容赦ありません。

番組タイトルにある「ラジノート」とは、ロケで出会ったリスナーや、ゲスト出演した方々に、言い足りなかったことや感想などを書いてもらう、番組用の特製ノートのこと。
これを見てユニゾンのお三方、次々と質問を浴びせます。

「このラジノート見たら、SHISHAMO(シシャモ)がゲストに来てるけど、ユニゾンとSHISHAMO、どっちが好きなんですか?」
「(同じくゲストに来た)キュウソネコカミとユニゾン、どっちが好きなんですか?」

「あああー、何て言えばいいんだろうなあーっ。あのね、みんな大好きなグループ!大好きなグループの中の1つ!
…ユニゾンって、こんな人たちなんだぁ…」と酒井は困惑します。

「アハハハ、ごめん。あのね、酒井くんイジれそうって思っちゃったんだよね。ゴメンゴメン」と鈴木さん。
実は鈴木さん、収録前の時点ですでに酒井をロック・オンしていたのでした。

今度は褒められました


鈴木さん「事務所どこなんですか?」
酒井「『どっかんプロ』っていうんですけど」
鈴木さん「有名な芸人さんいますか?」
酒井「いないんです」
鈴木さん「あっ、そうスか」

このやり取りを振り返り、酒井は「完全に早々と僕を捨ててましたよね?」と鈴木さんに恨み節をぶつけます。
すると鈴木さんがこう返してきました。

「捨ててない捨ててない(笑)。その事務所を選んだのもちゃんとビジョンがあって。大きな事務所に入って芸人数が多い中で売れるのは大変だから、どっかんプロという小さなところから行った方が自分としては近道なんじゃないかというビジョンがあって、それを高校生の時から考えてたっていう。さすがクレバーな人だなと」

収録前に酒井から聞いたことを、そっくりそのまま言ってきたので、酒井はグウの音も出ません。

斎藤さんからは「ちゃんと見た目でもインパクトを与えられるように、青色のつなぎを着てね。自己プロデュースもしっかりしてる」と、手の平を返したかのようにべた褒め。

ただ、青のつなぎは当初のディレクターから「お前は顔に特徴がないから着ろ」と言われただけなんですけれども。

上げたり下げたり、アメとムチトーク


すっかり、ゲストとホストの立場が変わってしまいましたが、そこを田淵さんが修正してくれました。

「今日は酒井さんの悪いイメージを払拭すべく、ユニゾンを好きだということを表現してくれるわけですよね」

これを聞いて酒井は感動します。

「ユニゾンの中で一番ヤバイと思っていた人が、話を戻してくれた!田淵さん、ありがとうございます!」

「一番ヤバイ人って、初めて言われた」と笑う田淵さんですが、ステージ上では縦横無尽に駆け回るので、世間ではそう思われているかもと、少し納得するのでした。

さらに酒井は、アイドルグループ「バンドじゃないもん!」が好きで、その再メジャーデビューシングル『キメマスター!』の制作にも関わっている田淵さんに、秋波を送ります。

「なるほど。ちょっとずつ"知っているぞ"アピールをしてきましたね?」と田淵さん。
そこで、酒井がユニゾンをどれくらい知っているのか、馴れ初めから発表してもらうことに。

高校1年からお笑いを始めた酒井。2011年辺りの高2の時、声の高い後輩の芸人とカラオケに行ったところ、初めて聴く曲が。
それがユニゾンのデビュー曲「センチメンタルピリオド」なのでした。

最初は女性ボーカルだと思ってた酒井。それが男性だと知ると、興味を持ちアルバム『UNISON SQUARE GARDEN』を後輩から借ります。ユニゾンのメジャーデビュー後初のフルアルバムです。
それ以来ずっと好きだという酒井。意外や年季が入ったファン歴に、ユニゾンの皆さんも喜びます。が…。

「ただ一つ謝らせてください。たまにちょっと中抜けはしてます」

しかしユニゾンは寛大でした。田淵さんが語ります。

「バンドをずっと追いかけてるなんて相当のファンじゃないとできないけど、途中で音楽の趣味も変わって、ちょっとよそに行くみたいなことはありますもんね」

「一番ヤバイ人だと思ってた田淵さんがこんなにフォローしてくれるなんて!ありがとうございます!」

感激する酒井。

「この後酷いですから。どん底まで落としますから。ラジノートをビリビリにしますから」

甘やかしたり厳しくしたり。ステージ上だけでなく、トークでも縦横無尽に駆け回る田淵さんなのでした。

ムードぶち壊し?


「1月24日にニューアルバム『モード・モード・モード』をリリースしました!おめでとうございまーす!」と、ようやく音楽の話に入った酒井。
ところがこれが大失態で、本当は『MODE MOOD MODE』。つまり"モード・ムード・モード"だというツッコミがユニゾン側から入ったのです。

「(ユニゾン歴も)中抜けしてたからね。ここでもまだ中抜けしちゃったね」と、怒ることなく応対してくれるユニゾンの皆さん。優しいですね。

幸いこれは収録なので録り直しがききます。では改めて。

酒井「アルバム『モード・ムード・モード』をリリースしました!おめでとうございまーす!」
ユニゾン「テイク2」
酒井「あの、テイク2って言うと、テイク1で間違えたってバレちゃうから」
ユニゾン「絶対カットできないようにしよう」「『さっきも間違えてたじゃないですか』ってちょいちょい入れていこう」「編集が難しくなってくるんでね」

なんと、マジで酒井をどん底に陥れようとしてくるユニゾンの皆さん。したたかですね。

待たせたな!


ライブツアーで宿泊する時、鈴木さんは部屋でゲームをするのが好きなんだとか。ホテルは集中できるからだそう。
昨年名古屋のライブで、鈴木さんがアクションゲーム『スプラトゥーン』を、4対4のインターネット対戦でプレイしていた時のこと。
「待たせたな!俺に任せて先に行け!」という鈴木さんの叫び声が、隣の部屋まで聞こえてきたといいます。
グループLINEでプレイヤー全員が通話できるようにしており、、熱中し過ぎて叫んでしまったのでした。

名古屋では次回、4/22(日)にセンチュリーホールでライブがありますが、1日だけなので泊まりはなさそうです。
が、「俺だけ泊まるわ」と鈴木さん。
本気かどうかはさておき、今後またいつか、どこかのホテルで「待たせたな!」という奇声が聞こえてくるかもしれません。
(岡戸孝宏)
酒井直斗のラジノート
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2018年02月03日22時12分~抜粋

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