大須生まれのピン芸人・酒井直斗(23歳)がお届けする番組『酒井直斗のラジノート』。
8/5は、序盤から賑やかな生ゲストが乱入しました。
CBCラジオでは毎週土曜の深夜3時から放送している『東京ポッド許可局』。
その番組から、サンキュータツオさん(41歳)と、プチ鹿島さん(47歳)のご登場です。
1年前、『東京ポッド許可局』のトークイベントが初めて名古屋で開催。
そのイベントの盛況ぶりを見てCBCラジオも同番組のネットを決めたとか。
東京ポッド許可局のサンキュータツオとプチ鹿島が、好き勝手トーク!
浅田真央ちゃんの旦那を勝手に考える
そのイベントの際、当時酒井直斗が担当していた別番組にも2人はゲスト出演していたので、酒井と会うのは1年ぶり。
その酒井に対してプチ鹿島さんは、中日ドラゴンズ・森繁和監督目線でこう評します。
「昨年は、高卒ルーキー・小笠原慎之介投手を見ているようだったが、今は完全に安定して、球界のレジェンド・岩瀬仁紀投手を見ているようです」
登板試合数日本一の岩瀬投手のように、いつか酒井がCBCラジオで帯番組を持つような人気タレントだと見込まれたようです。
酒井直斗、とんでもない出世です。
さて、どうしてこの2人が今回生出演したのでしょう?
それは、先ほど触れた『東京ポッド許可局』トークライブが、今年はこの日に名古屋で行なわれたからです。
そして、そのライブで500人の客と盛り上がったトークテーマ。それについて酒井にもどうしても聞きたいというのです。
そのテーマとは、「浅田真央ちゃん(26歳)の結婚相手は誰がいいか?」
この前日の4日、アイスショーの合間に「愛知県民栄誉賞」を受賞した、浅田真央さん。
地元の誇りでもある彼女にふさわしい旦那さんは誰なのか?真剣に議論したそうです。
ちなみにこのトークライブ、北海道では「日本ハムファイターズ・大谷翔平選手の嫁は誰がいいか?」を議論したそうです。
鹿島さんはそこでダルビッシュ有投手の元嫁・紗栄子を推薦したところ、大ブーイング(笑)
鹿島さんいわく「紗栄子さんと結婚して幸せになることが、ある意味ダルビッシュ超え」だとか。
厳しい婿条件
話は戻りまして。
地元の宝・日本の宝である真央ちゃんを、「その辺の野良タレントにはあげられないわけですよ!」と激しく訴えるサンキュータツオさん。
お姫様の婿選びを、周りが勝手にやるという、神々の遊びなんだか下々の遊びなんだかよくわかりませんが。
さあ酒井はどう考えるでしょうか。
「真央ちゃんのあの笑顔を無くさないでいられるような人」
なかなかいいところを突いてきました。
それを受けて鹿島さんは「『真央ちゃん、もう好きなことして、笑顔で毎日暮らして』って言えるくらい包容力のある、年上の男性がいいかな」と答えます。
更にタツオさんが継ぎ足します。
「過去に真央ちゃんは好きな男性のタイプを聞かれた時に『40歳でも35歳くらいに見える、年上の優しい、包容力のある人』って言ってたんです」
めちゃくちゃリサーチしてることに驚く酒井。
タツオさん「当然ですよ。国民の妹じゃないですか」
鹿島さん「お姉さんは比較的、そういうの無いみたいですけど」
酒井「うん、舞さんはね。あえて触れてこなかったんですけどね」
具体的な名前を挙げてみました
普通に考えて、アスリート同士で遺伝子を残してほしいということで、スポーツ選手がいいとタツオさんは語ります。
酒井が提案します。
「プロ野球のOBとかいいんじゃないかと思うんです。小久保裕紀さん(45歳)とか」
確かに前・侍ジャパン監督の小久保氏は、一度は結婚したものの今は独身ですが…。
愛知県出身である、現・侍ジャパン監督の稲葉篤紀氏(45歳)の名前も出しましたが、こちらは妻帯者。
鹿島さんは中日ドラゴンズの選手を薦めます。
「ビシエド選手なんかいいと思いますよ。真央ちゃんを扱えるのはスケールの大きい外国人。平気で口説けるような図太さがありそう」
ただこちらもゲレーロ選手を含めて妻帯者。
堂上剛選手など若手を推そうにも、既婚者が多い。小笠原投手(19歳)は若すぎる。
そんな話をしているうちに、別ジャンルの人がいいんじゃないかという流れに。
「真央ちゃんがリスペクトできる相手って誰か?自分よりキャリアが長く、ずっと一線でやってる人の方が、インスピレーションが刺激されるのでは?」
そんな考え方でタツオさんの口から出てきた名前が、神木隆之介くん(24歳)。
子役からやってきてるし、『千と千尋の神隠し』『君の名は。』『ハウルの動く城』と、邦画の興行収入ベスト3の全作品で声優をやっていたり、その他様々な人気作品に出演しています。
“浅田真央の旦那さん”という看板に潰されない、重荷に感じない、しっかりした個性がある人物として、ぜひ神木くんにお願いしたいというタツオさんなのでした。
他にも「年上で包容力のある、何でも許しちゃう最後の独身大物として、志村けんさん」と言う鹿島さん。
「地元のひとつ後輩に、村上佳菜子がいるんで、そのツテで何とか知り合えるかもしれない」
と言い出す酒井。
こうやって結論の無い事を勝手気ままに話すのが、東京ポッド許可局のノリなんでしょうね。
おじさんとしての伸びしろ
さて、話は変わります。
今年のラジオのあるお正月番組に呼ばれて、中日ドラゴンズを1位予想にしたというプチ鹿島さん。
その理由は森繁和監督(62歳)の人間力に他ならないといいます。
「野球というのは、若手が伸びる、化けるのを見るスポーツでもあると思うんですけど、おじさんが化ける、伸びていくのを見るジャンルでもあると思うんですよ。
やっぱり今まで参謀だった方が、監督という地位へあえて進出したわけじゃないですか。
更にまた新しい森監督というものが見られるじゃないですか。参謀というキャリアで終わったっていいのに」
おじさんがもうひと伸びして、監督として花開く。その過程を名古屋の方々は見ることができると、鹿島さんは羨ましがります。
しかも、セ・リーグの他球団の監督はみんな40代ですからね。それを逆行して60代ただ1人。
まさに我々は激レアモンスターの進化を見届けている最中なのです。
ただ、今は畑を耕してるところなので、あと2、3年はかかりそうですが。
「森監督には、おじさんとしての伸びしろがある!」
そんな新しい表現さえ生まれてしまいました。
森監督の魅力に気付いて!
鹿島さんの話は尽きません。
「森監督は平田選手や大島選手を引き止めたじゃないですか。やり手ですよ。
顔が怖くてビビるってのもあるけど、『お前頑張れよ』と声をかけたりとかして、若手もいい意味でやられちゃう。操縦がうまいと思うんですよ」
「今の世の中のおじさんって、若者に対して遠慮がちじゃないですか。
でも森さんのような、若手に媚びず、ちょっと圧力があって、俺についてこい的なおじさんって貴重だから。もっと森監督を大切に見守ってあげてほしいです」
「初めてお金出してLINEスタンプ買いました。森監督の。中日球団もやっと気付いたかと。コワモテなんだけどカワイイところに」
地元にいては分からない魅力を、東京にいるからこそ見ることができるのですね。
この日はトークライブの後、中日ファンの集まる中華料理店「ピカイチ」で一杯引っかけ、夜の生放送で30分喋りまくった鹿島さんとタツオさん。
このお2人も充分、伸びしろがあるおじさんですね。
(岡戸孝宏)
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