2.5次元パラレルシンガーソングライター、酸欠少女さユりさんが6/25の『酒井直斗のラジノート』に出演しました。
マンスリーアーティストコーナーで、6月分を担当したさユりさんによる「さユりノート」がこの日で最終回となり、途中からメインパーソナリティの酒井直斗とトークを繰り広げました。
アーティスト名がキャッチコピー・酸欠少女さユり
今注目の女性アーティスト
いつもは21時から2時間生放送をしている『酒井直斗のラジノート』ですが、この日はナイター中継が延びたため、25分間のコンパクトサイズとなりました。
そんな短時間の中、放送枠を勝ち取ったさユりさんは現在21歳。
2015年8月、デビューシングル『ミカヅキ』をリリース。この曲はアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のエンディングテーマに使われました。
その後も、アニメ『僕だけがいない街』や、アニメ&ドラマ『クズの本懐』のエンディングを担当しており、アニメファンには彼女をご存じの方も多いのではないでしょうか。
他にも、RADWIMPSの野田洋次郎さんから楽曲提供されたり、モード学園のCMソングに起用されるなど、活躍の場を広げています。
“酸欠少女”というのは元々、さユりさんが16歳の高校時代に作った曲のタイトルです。
日々の中で感じる息苦しさとか、自分の居場所が分からないというもどかしさとかを、曲にしたのが『酸欠少女』。
そういう息苦しさが根底にあるからこそ、自分が歌う意味があって、歌える言葉があって、今も音楽活動を続けている。
その思いを表すため、キャッチコピー的に「酸欠少女さユり」と名乗っているそうです。
こんな紹介だと、いかにも重い、病んでるっぽい話し方をしそうな人だと思われるかもしれませんが、実はかなりお茶目でオトボケな人なのです。
好きなお笑いは天竺鼠のなすびくん
酒井直斗が収録に加わると、さユりさんの好きなお笑い芸人が「天竺鼠」だという話題に。
天竺鼠は2008年、2009年と『キングオブコント』で決勝進出したこともある、お笑いコンビ。特にボケ担当の川原克己が、サングラスをかけナスのかぶりものを装着し、「ああ~っ、あああ~っ、眠た~い!砂利道でいいから横になりたい!」などというネタが特にお気に入りだとか。
ちなみにこのキャラは「なすびくん」と言います。
シュールで独特の世界観を持つ、異端児とも言うべき芸人に惹かれるというさユりさん。
ここで酒井が「僕の肩書きって何か、知ってます?」と質問をぶつけます。
「え?引っ越し屋さん?」
酒井がいつもツナギ(作業服)を着ているのと、「サカイ引越センター」に引っ張られて、答えてしまうさユりさん。
業を煮やした酒井、自分もお笑い芸人であると説明し、再び「好きなお笑い芸人は?」と尋ねます。
「酒井…直斗さん…」消え入りそうな声で答えるさユりさん。ちゃんとノリを合わせてくれるのでした。
名古屋、サモア、アロマでお茶の間~
続いて、最近ラップにハマっていて、「名古屋」でどうやって韻を踏めるかずっと考えていたと話すさユりさん。
「名古屋。サモア……何だろ、もう出てこない。フリースタイルのラップする人ってすごいなーって尊敬してて。動画をいっぱい見るんですよね。即興で思いを伝えられてすごいなーって」
「ラップをどうぞ続けて」と促す酒井。
「名古屋。サモア。なのだ。アホだ。…もう出てこない」
いえいえ、名古屋からいきなりサモアに飛ぶ発想は、結構すごいことですよ。
ただ、このレベルのラップなら、好きなお笑い芸人に「ジョイマン」も加えてはいかがでしょう。
「ありがとう、オリゴ糖!普段着、エリンギ!運動は~大事~、坂東はエイジ~!ななななー、ななななー、なななななんこつー!いきなり出てきてごめーん、まことにすいまめーん!」
これならラップ初心者にも優しいですよ。
感性はフリースタイル
その後も、酒井が地元の大須の名店「百老亭」から差し入れに持ってきた餃子を、会話中にも構わず「かわいい。」と言って箸でツンツンするさユり。
番組のシメには「好きな芸人さんに『酒井直斗さんです』と答えさせられてしまったんですけど、パワハラではないでしょうか。謝罪してください」とかわいらしい声で要求するさユりさん。
ラップは苦手でも、フリースタイルという点では飛び抜けていそうですね。
(岡戸孝宏)
関連記事