東日本大震災の日の記憶、今でも鮮明に焼き付いている人が多いと思いますが、TEAM SHACHIの坂本遥奈とピン芸人の酒井直斗はあの時どんな体験をしたのでしょうか?
当時ふたりがリアルに経験して感じたことや思い、伝え続けていく決意などをしっかり語り合いました。
坂本遥奈と酒井直斗がパーソナリティを務める3月11日放送の『推シマシ』より。
東日本大震災から10年、TEAM SHACHI坂本遥奈の記憶と決意
坂本が経験した3.11
震災から10年経ったとは言え、復興はまだ道半ばです。
リスナーから、こんな質問が寄せられました。
「東日本大震災からはや10年経ちましたが、(坂本は)10年前のあの日、どこで何をしていたのか聞いてみたいです」(Aさん)
現在22歳の坂本ですが、10年前は12歳。小学校6年生で卒業式間近でした。
10年経った今も、あの日のことを鮮明に覚えていると言います。
坂本はその日、3学期の終わりでクラスメイト達と卒業前の学校大掃除中でした。
4Fの家庭科室で掃除をしていると、突然校内放送が流れます。
「震度3まで、50秒前」
今まで聞いたことのない校内アナウンスに、クラスメイト達と半信半疑ながらも、「本当だったら怖いし、机の下に入ろう」と話していた坂本。
その後、秒数がだんだん近づき、本当に横揺れが始まった時は驚いたと言います。
校内の最上階にいたためか、揺れが大きく怖い思いをしたと話しました。
リスナーから、こんな質問が寄せられました。
「東日本大震災からはや10年経ちましたが、(坂本は)10年前のあの日、どこで何をしていたのか聞いてみたいです」(Aさん)
現在22歳の坂本ですが、10年前は12歳。小学校6年生で卒業式間近でした。
10年経った今も、あの日のことを鮮明に覚えていると言います。
坂本はその日、3学期の終わりでクラスメイト達と卒業前の学校大掃除中でした。
4Fの家庭科室で掃除をしていると、突然校内放送が流れます。
「震度3まで、50秒前」
今まで聞いたことのない校内アナウンスに、クラスメイト達と半信半疑ながらも、「本当だったら怖いし、机の下に入ろう」と話していた坂本。
その後、秒数がだんだん近づき、本当に横揺れが始まった時は驚いたと言います。
校内の最上階にいたためか、揺れが大きく怖い思いをしたと話しました。
揺れがおさまった後…
経験したことがない大きな横揺れに動揺した坂本。
その後揺れがおさまり、先生が来てくれて教室に戻るよう促された坂本やクラスメイト達ですが…。
しかし、様子を見に来てくれた先生が普段と違っていて何かあったことを薄々感じていたとのことでした。
坂本は家庭科室を施錠し、鍵を職員室へ返却に行ったところで職員室に置いてあるTVで映像を見てしまいました。
坂本「自分の今まで見たことのないような映像とか、小6だった私はもう本当に怖くて」
大変なものを見てしまった衝撃を受けながらも教室に戻り、先生から東北で起こった地震について説明を聞いたと言います。
クラスメイト達と「本当に気をつけて帰ろうね」と声掛けしながら帰宅した後も、ずっとTVで流れ続けていた映像が忘れられないとのことでした。
その後揺れがおさまり、先生が来てくれて教室に戻るよう促された坂本やクラスメイト達ですが…。
しかし、様子を見に来てくれた先生が普段と違っていて何かあったことを薄々感じていたとのことでした。
坂本は家庭科室を施錠し、鍵を職員室へ返却に行ったところで職員室に置いてあるTVで映像を見てしまいました。
坂本「自分の今まで見たことのないような映像とか、小6だった私はもう本当に怖くて」
大変なものを見てしまった衝撃を受けながらも教室に戻り、先生から東北で起こった地震について説明を聞いたと言います。
クラスメイト達と「本当に気をつけて帰ろうね」と声掛けしながら帰宅した後も、ずっとTVで流れ続けていた映像が忘れられないとのことでした。
伝え続けていく決意を新たにした2人
坂本の経験談を真剣に聞いていた酒井。
酒井は、当時高校生でした。
坂本と同じく、あの映像が自分の住んでいる国で起こっている出来事とは信じられないくらい衝撃的だったことを語ります。
「起こっていることを理解するまでに、少し時間がかかってしまった」という当時の心境を語る酒井に、坂本も頷いていました。
酒井「震災から10年が経って、当時高校生や小学生だった我々が今伝える立場にいるってのは何かの使命だと思うんだよ」
人前に立つ立場として、これからも伝え続けていく決意を新たにしたようです。
過去のものとして捉えるのではなく、経験したことを伝えていきたい、忘れちゃいけないと言うことは簡単ですが、実行するのはなかなか大変なこと。
酒井「僕らが表現をするエンターテインメントって、ただ楽しい・バカバカしいってだけじゃなくて。命を全うして伝え続けていきたい」
ラジオを聴いてくれているリスナーへ、少しでも希望の欠片を届けられたらと言う思いでこれからもやっていきたいと語った坂本と酒井。
日本は地震だけでなく、台風や火山噴火などの自然災害が多く、わたしたちはいつ誰が被災者になってもおかしくないのが現実です。だからこそ、しっかりと日ごろから避難経路の確認や備蓄、家具などの倒壊防止などに備えていきたいものです。
ラジオのパーソナリティーとして情報メディアの使命や、正しい情報を知ることの重要性、日頃から備品を準備することなど、しっかりと伝えていた2人でした。
(葉月 智世)
酒井は、当時高校生でした。
坂本と同じく、あの映像が自分の住んでいる国で起こっている出来事とは信じられないくらい衝撃的だったことを語ります。
「起こっていることを理解するまでに、少し時間がかかってしまった」という当時の心境を語る酒井に、坂本も頷いていました。
酒井「震災から10年が経って、当時高校生や小学生だった我々が今伝える立場にいるってのは何かの使命だと思うんだよ」
人前に立つ立場として、これからも伝え続けていく決意を新たにしたようです。
過去のものとして捉えるのではなく、経験したことを伝えていきたい、忘れちゃいけないと言うことは簡単ですが、実行するのはなかなか大変なこと。
酒井「僕らが表現をするエンターテインメントって、ただ楽しい・バカバカしいってだけじゃなくて。命を全うして伝え続けていきたい」
ラジオを聴いてくれているリスナーへ、少しでも希望の欠片を届けられたらと言う思いでこれからもやっていきたいと語った坂本と酒井。
日本は地震だけでなく、台風や火山噴火などの自然災害が多く、わたしたちはいつ誰が被災者になってもおかしくないのが現実です。だからこそ、しっかりと日ごろから避難経路の確認や備蓄、家具などの倒壊防止などに備えていきたいものです。
ラジオのパーソナリティーとして情報メディアの使命や、正しい情報を知ることの重要性、日頃から備品を準備することなど、しっかりと伝えていた2人でした。
(葉月 智世)
関連記事