誰もが、ひとつの節目として意識するのが誕生日。
124年ぶりに節分となった2月2日(例年は2月3日)に誕生日を迎えた、TEAM SHACHIの坂本遥奈が、その感慨をパーソナリティの酒井直斗に語りました。
2月4日放送の『推シマシ』(CBCラジオ)より。
歳を重ねて感じたこと
番組ではオープニングの自己紹介からお祝いモードに。
酒井「俺の名前なんてどうでもいい、誕生日おめでとう!」
坂本「ありがとう!で、どちらさん?」
にゃんにゃん(2月2日)の日に22歳とは、ゾロ目です。
124年ぶりに節分が2月2日となったこともあり、コンビニの恵方巻のチラシなどを見て、「みんなが自分の誕生日を祝ってくれているような気持ちになった」とのこと。
18~20歳の誕生日は大人の階段を昇るようで、1年1年をとても大切に感じていたと言います。
坂本「でも、20歳を過ぎると1年が早くない?」
現在大学4年生の坂本は、学生最後だということも影響しているのかもしれません。
一方現在27歳の酒井は「誕生日のとらえ方が変わってきた」と言います。
こどもの頃は歳をとるのが楽しみだったけど、大人になると楽しいことばかりではないからかもしれませんね。
イチゴはケーキ?それとも大福?
番組が始まる直前、ケーキに乗っていたイチゴ「あまおう」を食べたと話した坂本。粒が大きくて丸くて味がとても甘い、イチゴのなかでも人気の品種として知られています。
イチゴが大好きなので、美味しくて幸せだったと嬉しそうです。
酒井「俺も先日食べたよ、あまおうのイチゴ」
でも、よく聞くと酒井が食べたのはフルーツ大福でした。
これがあまおうデビューだと言う酒井に対し、絶句する坂本。
どうやら坂本、自分が「あまおう」を最初に食べたのがいつなのか、はっきりと思い出せず、考え込んでしまったようです。
歳をとると1年が早く感じる理由
冒頭で坂本が言っていた「20歳を過ぎると1年が早くない?」という発言。
みなさんも「こどもの頃は1年が長く感じたのに、大人になると1年が過ぎるのが早い気がする…。しかも歳を重ねるごとに早く感じる」と思ったことがあるのではないでしょうか。
ジャネーの法則という心理学の法則があります。
これは、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案、甥の心理学者ピエール・ジャネの著書のなかで紹介された法則です。
「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」という現象を、心理学的に説明したものになっています。
例えば、50歳の人間にとっては一年の長さは人生の50分の1。
でも5歳の人間にとっては、5分の1に相当しますよね。50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての一年間にあたり、5歳の人にとっての一日は、50歳の人にとっての10日にあたることになります。
「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する」ということ。
生きてきた年数によって一年の相対的な長さがどんどん小さくなることによって、時間が早く感じるのです。
坂本が今の年齢で1年を早く感じていたら、来年以降の誕生日が来る頃にどんなコメントをするのでしょうか。今から気になりますね。
(葉月 智世)
推シマシ
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2021年02月04日22時00分~抜粋