CBCラジオ『推シマシ』内「乃木坂46 山崎怜奈の『推しの1コマ』」は、自分自身の推しやリスナーの推しを紹介する通称「ザキ推し」。
自宅からリモート放送を行っている山崎。
「自粛期間中に買ったマイクが寂しがっていたので…」と自腹で揃えたこだわりの機材とともに、スタジオと変わらず10分間しゃべりまくります。
9月17日放送の模様をお届けします。
アイドルの「変化」
今日は久しぶりにちょっぴり真面目トーク。
「アイドルの変化」をテーマに、自ら体験し、得た想いを語ります。
山崎「わたしもですが、アイドルという仕事を始めてから、ビジュアルに変化をつけていく子が多くいます。例えば髪を切る、伸ばす。服装の雰囲気やカラコンなどなど、今日は変化と言っても見た目の変化についてです」
もちろん自分を良く見せたいという気持ちもありますが、ファンに新しい自分を見せることで、喜んでもらえる、さらに期待してもらえると思い自分を進化させているのです。
山崎「10代の頃は黒髪ストレートで王道のアイドルを突き進む子が少し経つと髪を明るく染めたり、お化粧を変えたり、年齢を重ねるに連れて変化していくんですよね」
でも、それをよく思わないファンが一定数いるのも事実です。
山崎「似合うね、いつもと雰囲気違うねって気づいて褒めてくれる方ももちろんいます。その一方『いつになったら戻すの?』とか『前のほうが良かったのに』っていう方もいるんです」
髪型だって個性
これは山崎自身も経験があります。
山崎「例えば髪型ならロングヘアだったのをショートカットにしてみたり。今はずっと固定していますが『前のほうが似合ってたよ』って言われることもしばしば。『今の方が似合う』という方との論争もたまに起きているのも知っています」
「人が変わっていくことを肯定して生きていきたい」と語る山崎。
それはアイドルのビジュアルの変化だけでなく毎日に生活の中にも言えることだと話します。
山崎「何事も肯定していきたいという思いが強くて。社会の中でも、思わぬ方向へ変わっていくことってたくさんありますよね。特にわたしは、アイドルをしていて変わることを迫られることも何回もありました。強迫観念のように。でも、結局は受け入れていかなきゃいけないことって多いですよね」
ファンから求められるがままに変わらなきゃと意識しすぎた時期も。
でも、今はそれすらも受け入れて自分を出すことの大切さに気づいたと話します。
7年かけて
山崎「そもそもの話なんだけど、人間って7年かけて体の細胞が全て入れ替わるんだって。生物学的に見たら、同じ人間じゃないっていう説も。だから変わらずに有り続けるのって無理なんだって。それを聞いたらちょっと気が楽になるでしょ」
考えが凝り固まること、1つの考えに固執してしまうこと。
なるべくそういった考えを捨て新しい世界を広げようとするのは、山崎がいつも話す『常に新しい知識や見解を取り入れていくこと』と繋がります。
山崎「考えや視野が狭いと、社会に対してその人を押さえつけてしまうことになってしまうと思うんです。わたしだって、自分に飽き飽きすることだって数え切れないくらい有りました。でもそのたびに、それこそ髪型でも、住むところでも変えることで新しい自分に会えるんですよね」
受け入れることの大切さ
人によっては自分が変わるだけでなく「人に変えられる」ことも大事だといいます。
山崎「受け入れなきゃいけない状況って絶対ありますもんね。生きてるといいことばかりではないから。間違いも後悔もめちゃめちゃあるし反省もするけど、間違えていなければ気づくことがなかったとポジティブに捉えます。間違いさえも肯定してあげられたらいいですよね」
難しく語りましたが最後は「いろんな考えを受け入れていこう!」。
わたしたちファンとしても、アイドルのちょっとした変化も前向きに捉えていきたいものです。
(ゆうつん)
推シマシ
この記事をで聴く
2020年09月17日22時48分~抜粋