『石塚元章 ニュースマン!!』の「ニュースなポイント」コーナーでは、毎週CBC論説室が注目するニュースのポイントをわかりやすく解説しています。
3月12日の放送ではこのコーナーには珍しく、冒頭に曲をかけました。
その曲とは2005年(平成17年)に発売したSMAPの「Triangle」(トライアングル)で、最近にわかに注目を集めています。
ウクライナ侵攻でSMAPの17年前の曲が話題に
曲が作られた背景
2001年(平成13年)9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が発生し、ついでアフガン戦争がぼっ発。
21世紀になってもなくならない戦争が続いていることを背景に、「Triangle」が作られたといわれています。
石塚「歌詞をじっくり聞いていただくとよくわかるんですけど、戦争みたいなことが世界中で行われていることが1つの背景になっていて、大きな国で英雄といわれている人と、戦火をあびて犠牲になる少女の命は同じ重さなんだという歌詞とか、銃を突きつけられているシーンは、結局私たちにも突きつけられているのと同じではないかという歌詞が出て。
タイトルの「Triangle」は三角形で、作詞の市川喜康さんによると、『攻撃する人・される人』、『侵略する人・される人』、『銃を撃つ人・撃たれる人』、2人、2ついるわけですが、それに我々は見てますよね。
ただ傍観しているだけかもしれないし、何かをしようとしているかもしれませんが、見てる我々もいますよね。そうなると三角形ということがタイトルの意味なんだそうです。
とても良い歌詞で、こういう曲が良いのは『戦争をやめろよ』みたいなことを声高に言っていないじゃないですか。
だけど聞いてると、『良くないね、我々も何かできることはないかな』とか、『見てるだけで良いのかな』とか思うじゃない。
声高に叫ばないけど訴えかける力、というのが素晴らしいのかなと思いました」
21世紀になってもなくならない戦争が続いていることを背景に、「Triangle」が作られたといわれています。
石塚「歌詞をじっくり聞いていただくとよくわかるんですけど、戦争みたいなことが世界中で行われていることが1つの背景になっていて、大きな国で英雄といわれている人と、戦火をあびて犠牲になる少女の命は同じ重さなんだという歌詞とか、銃を突きつけられているシーンは、結局私たちにも突きつけられているのと同じではないかという歌詞が出て。
タイトルの「Triangle」は三角形で、作詞の市川喜康さんによると、『攻撃する人・される人』、『侵略する人・される人』、『銃を撃つ人・撃たれる人』、2人、2ついるわけですが、それに我々は見てますよね。
ただ傍観しているだけかもしれないし、何かをしようとしているかもしれませんが、見てる我々もいますよね。そうなると三角形ということがタイトルの意味なんだそうです。
とても良い歌詞で、こういう曲が良いのは『戦争をやめろよ』みたいなことを声高に言っていないじゃないですか。
だけど聞いてると、『良くないね、我々も何かできることはないかな』とか、『見てるだけで良いのかな』とか思うじゃない。
声高に叫ばないけど訴えかける力、というのが素晴らしいのかなと思いました」
戦争が行われる無意味さ
石塚はここで現在のウクライナ情勢に関して、あらためて語りました。
石塚「ロシア軍は3方向から首都キエフに向かっています。
1番近い部隊は15kmまで迫ったということで、避難民も250万人を超えてると。
名古屋市民が全部避難するぐらいの人数ですよ」
この状況に対し、リスナーからもさまざまな意見が番組宛てに届いています。
「ウクライナ情勢は過激さを増してきていますね。毎日たくさんの方が亡くなっています。
こどもたちも1日も早く平和が訪れることを願います」(Aさん)
「ロシア国民だって生活に困っているはずです。
その不満や怒りをプーチン政権にぶつけて立ち上がってくれることを期待しています。
というか、それしか解決できないのではないかと思います」(Bさん)
石塚は最後に「銃を向けているロシアの兵隊だって、プーチンを素晴らしいと思って銃を構えている人ももちろんいるでしょうけど、『こんなこと、やりたかねえんだよ』、『なんでこんなことしなきゃいけないんだ』と思ってるロシア兵だっていっぱいいるでしょう」と語り、あらためて現在の戦争の無意味さについてまとめました。
(岡本)
石塚「ロシア軍は3方向から首都キエフに向かっています。
1番近い部隊は15kmまで迫ったということで、避難民も250万人を超えてると。
名古屋市民が全部避難するぐらいの人数ですよ」
この状況に対し、リスナーからもさまざまな意見が番組宛てに届いています。
「ウクライナ情勢は過激さを増してきていますね。毎日たくさんの方が亡くなっています。
こどもたちも1日も早く平和が訪れることを願います」(Aさん)
「ロシア国民だって生活に困っているはずです。
その不満や怒りをプーチン政権にぶつけて立ち上がってくれることを期待しています。
というか、それしか解決できないのではないかと思います」(Bさん)
石塚は最後に「銃を向けているロシアの兵隊だって、プーチンを素晴らしいと思って銃を構えている人ももちろんいるでしょうけど、『こんなこと、やりたかねえんだよ』、『なんでこんなことしなきゃいけないんだ』と思ってるロシア兵だっていっぱいいるでしょう」と語り、あらためて現在の戦争の無意味さについてまとめました。
(岡本)
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