石塚元章 ニュースマン!!

日本でもブームが来る?新しいアルコール飲料「ハードセルツァー」

アメリカで今、あるアルコール飲料が大流行しているのですが、近々、日本にもそのブームの波がやってくるかもしれません。

その飲み物とは、「ハードセルツァー」というもの。

いったいなぜ人気が出ているのか、10月17日放送『石塚元章 ニュースマン!!』で、CBC論説室特別解説委員の石塚元章と渡辺美香アナウンサーが解説しました。

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さわやかなアルコール飲料

「Seltzer」とは炭酸のことで、アルコール入り炭酸飲料のことを指します。

ややキツめの炭酸でさわやか、アルコール度数は比較的低い飲料だそうですが、ちょっと聞くと、「日本にあるレモンサワーと何が違うの?」と思うかもしれませんね。

今、あらためて話題になっているのは、最近コカ・コーラ社がハードセルツァーを販売することを発表したためで、2021年にはアメリカで発売予定とのことです。

ハードセルツァーの原材料は基本的に水とサトウキビ由来のアルコール、それにフルーツ。
グルテンフリーで低カロリーのため、健康志向のアメリカ人に受けているようです。

アメリカではすでに昨年あたりからハードセルツァーブームが起きている一方で、炭酸飲料の売り上げが下がってきているのだそう。

石塚「これまでガバガバコーラを飲んで、ブクブク太っていたアメリカ人が(みんなが太ってるわけじゃないけど)、健康上いかがなものかということで、低カロリーの飲み物に」

渡辺「お砂糖よりもお酒っていう……」

「アルコールも身体に良くないのでは?」と思われそうですが、ほとんどのハードセルツァーはアルコールの度数が5%程度。日本のサワーに似ており、飲みすぎなければ、まだこちらの方がヘルシーかもしれません。
 

ブームになった要因は?

アルコールかどうかにかかわらず、コーラやビールなど、炭酸飲料が大好きという人は少なくないでしょう。

渡辺「炭酸ってクセになりますよね。一時、毎日何となく(炭酸水を)飲んでたら、だんだん飲まずにいられない状況になって。

強炭酸っていうのがでてきてましたけど、それでどんどん刺激を求めちゃう。それでいったんリセットしようと思って。のど越しが気持ちよくて、ダメだと思って1回止めました」

石塚「僕はワインとかウイスキーに炭酸を入れて飲むのが好きですけどね」

さらに石塚は、コカ・コーラがハードセルツァーに参入した別の理由を解説しました。

石塚「コロナで自宅飲みがアメリカでも増えてるらしいんで、自宅飲み対応もできるし、やっぱり健康志向も。日本でもちょっと前からチューハイブームがあるので、それに似たものかもしれませんけど」

そして、「『ハードセルツァー』っていうキーワードをちょっと覚えておくと、日本でもひょっとしたらブームになるかも」とも語りました。

ちなみにもう1つ、ブームになった要因としては、缶のデザインがオシャレというのもあるそうです。

今や「インスタ映え」はブームに不可欠なのかもしれません。

そして、今のうちから「ハードセルツァー」という単語を使っておくと、あとで日本で流行った時に「私は前から目を付けてた」と自慢(!?)できるかもしれませんね。
(岡本)
 
石塚元章 ニュースマン!!
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2020年10月17日07時22分~抜粋

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