石塚元章 ニュースマン!!

オーストラリアの山火事でコアラが大量焼死。ラクダの射殺指示も。

石塚元章 ニュースマン!!』、「石塚トレンドザ・ナンバー 今日の数字」のコーナーでは、今週起こったニュースにちなんだ数字をCBC論説室の特別解説委員・石塚元章が選んでいます。

1月11日の放送で石塚が選んだ数字は「3万3,000匹」。

「匹」という単位でおわかりのように、この数字は動物の数を表しています。

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今週の数字予想

「今日の数字」発表の前に、毎週恒例となったリスナーからの数字予想です。

「1億9,320万円。豊洲市場のまぐろの初セリ!まだまだ高いレベルですね、異常ですね」(Aさん)

「18.4%だと思います。全国の警察が受理した110番通報のうち、18.4%は緊急の対応が不要だったという発表がありました」(Bさん)

「145。カルロス・ゴーンさんのトークライブ IN レバノン!2時間25分を分に直すと145分でした。しかしこんなにも不毛な会見も珍しいとあきれました」(Cさん)

石塚元章が、今回取り上げようかと迷った数字はこちら。

「1日1時間と予想します。香川県がゲーム依存症対策の条例の草案をまとめて、スマホの使う時間を1日1時間とする条例を目指しています。平日は60分、休日は90分。時間を制限すればネット依存症を防止できるという科学的根拠を示してほしいですね」(Dさん)

北海道を超える面積が消失

さまざまな数字が飛び出した今週でしたが、石塚が選んだのは「3万3,000匹」という数字。

オーストラリアの森林火災による焼失面積は、すでに1000万ヘクタール。
これはなんと、北海道の面積を超える数字です。

「想像できますか?北海道全体ぐらいが山火事で燃えちゃったんですよ」と訴えかける石塚。

この山火事で何十人という方が亡くなっていますが、東部のニューサウスウェールズ州では8,000匹のコアラが、南部のカンガルー島では2万5000匹のコアラが焼死。

およそ3万3,000匹のコアラが犠牲になった計算になります。

助け出されたコアラもいますが、その火傷の範囲や深さによっては手の施しようがなく、安楽死を選ばざるを得なかったものも。

3万3000匹という数字は、あくまでもコアラだけの数字。
しかも、今現在判明しているまでの数字です。

山火事の原因は高温・乾燥・ユーカリ

オーストラリアのコアラは30万匹いると言われていますが、保護団体によると、個体数が減ってるためにすでに10万匹しかいないとも言われています。

仮に10万匹だとすると、オーストラリアの全コアラの3分の1が命を落としている計算になります。

しかも、未だに火事は消えていないのです。

南半球は現在夏。

12月ぐらいから毎年森林火災は多く発生しますが、このシーズンは去年の9月から早々と火災が発生します。

さらに、コアラが大好物のユーカリは脂分が多く燃えやすいため、被害が拡大したとも言われているのです。

高温・乾燥・ユーカリ、これが今回の山火事の三大要因であるようです。

気象専門家によると、インド洋の「ダイポールモード現象」というエルニーニョ現象に似た現象が、オーストラリアの気温を上げているのではないかとのこと。

いずれにしても、地球の気象が変わりつつあるということが背景のひとつにあるのかもしれません。

ラクダの射殺指示

この山火事によって、コアラ以外の動物にももちろん影響が及んでいます。

それは、水場を追われたラクダが、水を求めて居住地まで逃げてきているということ。

人間がラクダによる被害に巻き込まれることが考えられるとして、ラクダの射殺指示が公式に出されているのです。

「ラクダもいい迷惑でね。自然現象が元とはいえ、その自然現象に人間の社会生活がひょっとしたら影響を与えてるかもしれない」と石塚。

渡辺美香アナも「動物は何も悪いことしてないですからね」と悲し気です。

著名人の中にも、この森林火災への寄付を行う動きが出てきています。

「いろいろ考えさせられる3万3,000匹でございました」と、まとめた石塚でした。
(minto)
石塚元章 ニュースマン!!
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2020年01月11日08時31分~抜粋

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