日韓関係のターニングポイントは8月下旬?

石塚元章 ニュースマン!! / ニュース

日本と韓国との争いでよく聞くようになった「ホワイト国」という言葉ですが、今後もう1つ、新たな単語がニュースでよく聞かれるようになりそうです。

『石塚元章 ニュースマン!!』では、今週に起こったニュースのうち、特に話題となったものを詳しく解説しています。
8月3日の放送では「GSOMIA(Gソミア)」について、CBC論説室の石塚元章特別解説委員と渡辺美香アナウンサーが解説しました。

貿易だけでなく軍事にも影響が?

日本政府は8月2日、貿易管理上の優遇措置を受けられるという、いわゆる「ホワイト国」の指定から韓国を外すと発表しました。

ちなみに同日、経済産業省の発表では、ホワイト国を「グループA」という呼称に改めるとし、韓国などは「グループB」の位置付けとなりました。

この発表に対して韓国は猛反発し、逆に日本をホワイト国から除外すると発表し、報復の動きに出ています。

さらに韓国では「日本と結んでいるGSOMIAの協定も見直そう」という動きまで出ているそうです。

ここで聞き慣れない「GSOMIA」という単語が出てきましたが、これは「日韓軍事情報包括保護協定」のことであり、「General Security of Military Information Agreement」の略です。

この協定は、2国間でお互いに自分が持っている軍事情報を交換する際に、他の第三国へ情報を流したりしないようにしましょう、ということを取り決めるものです。
 

8月下旬に注目!

日本は各国とこの協定を結んでいますが、韓国とは2016年に初めて結んだ協定であり、1年更新となっています。

そして、もしこの協定を辞めたくなったら、更新する90日前までに通告するというルールになっています。
少し携帯電話の2年縛りの解約に似ていますね。

そして、この90日前の期限がいつなのかというと、8月24日なのです。

北朝鮮や中国とのかかわりがありますので、日本と韓国が軍事情報を交換するのは、両国だけでなく同盟国のアメリカにとっても大事なことではありますが、関係悪化に伴って協定が解消されるのではないかと言われています。

これまでは日韓関係がギクシャクしたとしても、日本側は「軍事のことは別」と大人の対応をしてきました。

一方、韓国の方は日本との仲が悪くなってきたら「GSOMIAは延長しなくても良いのではないか?」という世論の声が大きくなっていく傾向にあるそうです。

8月24日が1つのポイントとなりそうですが、もう1つ注目すべき日付があります。

それは8月28日。先程出てきたお話のホワイト国除外が実際に有効となるのが28日なのです。

まだ発表した段階であり、効力は発揮していないのですが、果たして韓国が24日までに何らかのアクションを起こすのか、また、日本が28日までに新たな発表を行うのでしょうか。

石塚は最後に「8月下旬に日韓関係から目が離せない期限が迫ってますよということにもつながります」とまとめました。
(岡本)
 
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2019年08月03日07時21分~抜粋

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