北野誠のズバリ

駅で絵本が借りられる!愛知県豊橋市「絵本の駅」が子育て世代をサポート

1月7日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』、「松岡亜矢子の地元に聞いちゃうぞ」のコーナーでは、愛知県豊橋市が取り組むユニークな子育て支援策「絵本の駅」を紹介しました。

駅やバスターミナルに本棚を設置し、自由に絵本を借りられるこの仕組みには、公共交通機関での移動に不安を抱える子育て世代から感謝の声が寄せられています。

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「絵本の駅」とは

年末年始、電車で帰省する子育て世代の姿を見かけたという松岡。泣くこどもの手を引いてゆっくり歩くお父さんや、電車に間に合わないからと抱えて走るお母さんの姿に、心の中で「頑張れ」とエールを送っていたといいます。

そんな子育て世代の移動をサポートしながら、同時にこどもたちが本に触れる機会を増やそうという取り組みが、豊橋市で行なわれている「絵本の駅」です。豊橋市役所都市交通課の金子さんに詳しい話を伺いました。

この絵本の駅とは、駅やバスターミナルに本棚を設置し、自由に本を借りられる仕組みです。現在は渥美線の新豊橋駅、南栄駅、高師駅、大清水駅、三河田原駅、そして豊橋駅のバスセンターの計6カ所に設置されています。

本棚に並ぶのは、乳幼児から小学校低学年向けを中心に、司書が選んだ図書館のリサイクル本や、市の職員、交通事業者から寄せられた多種多様な絵本です。最近では一緒に移動する親御さんも楽しめるよう、一般向けの本も並ぶようになっているといいます。

「周囲の目が気になる」

なぜ駅に絵本という組み合わせになったのか。そこには子育て世代が抱える移動への不安の声がありました。

金子さん「豊橋市が実施していたイベントにおけるアンケートで、会場への来訪手段として車が圧倒的に多く、その理由が、子連れだと公共交通に乗っている時に密閉された空間の中でお子様が泣いたり走り回ったりすると周囲の目が気になるから、といった声が多かったことがきっかけです」

松岡「親御さんならみんな経験ありますよね」

価格の安さなどから公共交通を利用したくても、車を選んでしまう方が多かったかもしれないということで、令和5年からこの取り組みが始まりました。

想定外の反響と現場の工夫

実際に利用した方からは「本が好きで乗り物が好きな我が子のために利用しています」「忙しくてなかなか図書館に行けないけれど、ここで借りた本を持っていくとこどもが大変喜んでくれる」といった感謝の声がたくさん届いているそうです。

一方で、意外な反響もありました。地域の高校生がこの取り組みをテーマに映像作品を制作したり、子育てを専攻する大学生が新しい試みとして鉄道会社への取材をしたりと、子育て世代だけでなく若い世代がこの活動に関心を持ち、自分たちで調べたり広めたりしているといいます。

本棚の管理にも工夫が必要です。駅とはいえ屋外に置かなければならない場所もあり、本を守るため、本棚にアクリルの扉を手作業でつけているそうです。また、鉄道の運行の妨げにならないような配置も考えなければなりません。

鉄道事業者も子育て支援の重要性を理解し、協力的に取り組んでいるとのことです。

通勤時に借りる使い方も

絵本の駅の特徴は、借りた場所以外でも返却できる点です。目的地に本棚があれば、そちらで返却してもかまいません。電車に乗っている間だけ読んで、降りた駅で返すという使い方ができます。

金子さん「家からおもちゃを持っていく準備があると荷物になり、それも公共交通を利用できないひとつのきっかけになると思います。駅で絵本を借りて降りた駅で返せるという使い方の他にも、こどもを持つ方が通勤の際に借りて、家に帰って本をこどもと読んで、また返していただくという使い方もありますので、幅広く活用していただきたいと思っております」

気軽に借りられる仕組み

返却期限は「およそ2週間」とかなり幅を持たせており、貸し出しカードもありません。

現在は場所の選定を慎重に行ないながら、設置場所の拡大を検討しているとのこと。既存の絵本の駅の設置場所は、豊橋市都市交通課のホームページに写真付きで掲載されています。

北野「いい取り組みじゃないですか」

豊橋市内の駅で絵本がたくさん詰まった本棚を見かけたら、ぜひのぞいてみてください。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2026年01月07日14時43分~抜粋

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