北野誠のズバリ

三角巾で腕を吊っていた同級生を、いまだにうらやむ男たち。

2025年12月16日(火)

トーク

12月12日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のおたよりテーマは「ありがとうと思った瞬間」。

今回盛り上がったのは「三角巾」の話題。小学校の頃、ひとり三角巾で腕を吊ってみんなからちやほやされる少年、それがどんなにうらやましかったことか。ちょっと屈折した共感のおたよりが集まりました。北野誠と氏田朋子が投稿を紹介します。

やさしさに感激

「左肘を骨折したときのことですが、私は左腕を三角巾で吊っていました。友達とコンビニで店内ドリンクのホットコーヒーを買いました。

レジでお金を払い終わってもカップを渡されなかったので、『あの、カップください』と言うと、レジの体育会系の大学生ぽいお兄さんが元気な声で『あちらで準備しています』と、コーヒーメーカーにカップをセットして入れておいてくれました。 『ありがとう』と受け取り、店を出ようとしました。

私が肩でドアを開けようとしたら、近くにいたお兄さんがドアをそっと開けてくれて、『どうぞ』と通り抜けるまで開けて待っててくれていました。なんて最近の子はやさしいんだろう。
左腕を三角巾で吊っていたとはいえ、他人の優しさに心からありがとうと思った出来事でした」(Aさん)

三角巾への憧れ

心温まるいいエピソードです。

ところが、北野は「中学校、小学校のとき、腕を吊って学校に来る奴がうらやましくてしょうがなかったわ」と思い出を語ります。

北野「普段しゃべられない、ちょっときれいな女の子からも『〇〇くんどうしたの』と聞かれるやん。腕を吊るって非日常やんか。みんなが『トイレ大丈夫?』とか心配して、そいつは中心で照れ笑いしながら『そんなたいしたことやないんや』。絶対イヤな奴やと思った」

三種の神器

これに対するリアクションが多数寄せられました。
「僕もこどもの頃、三角巾に憧れたひとりです」との書き出しのメール。

「他にも憧れたのが松葉づえと眼帯です。 階段でこけて足首を捻挫したとき、学校でも心配されたくて、接骨院の先生に『松葉杖貸してください』と懇願したけど、『軽い捻挫やから必要ない、アホか!』と怒られました。
55年生きてきて一度も骨折したことのない僕は、今でも三角巾と松葉づえに憧れます」(Bさん)

三角巾と松葉杖と眼帯は三種の神器でしょうか?

ヒーローになりたかった

羨みからやっかみに変わったメールも届きました。

「幼稚園の頃から仲が良かった男友達が、野球部で簡単にとれるフライをわざわざスライディングで捕って腕をケガしたときに、保健室の入口に女子殺到。キャーキャー言われて、その後、腕吊って出てきて、それ以来口をきくのをやめたことを思い出しましたわ」(Cさん)

氏田「心が狭い(笑)」

北野「小学校、中学校は一度くらい骨折ってみたかったね。教室を開けた瞬間、腕吊ってると、皆が『え、どうしたの?』から始まるあの物語。一週間くらいその話題で持ち切りだったりするからね。
今はみなさん折らないようにしてくださいね。大変だから(笑)」

歳をとってから骨折したら、寝たきりの心配の方が先に立ちます。くれぐれもご用心を。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2025年12月12日13時56分~抜粋
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