日本では以前から高齢化社会といわれ、寿命が延びてきていますが、健康年齢はできるだけ伸ばしたいものです。
長い間自分の足で歩けるためには、今からどのようなことをしておけば良いのでしょうか?
11月23日放送『北野誠のズバリサタデー』(CBCラジオ)では、『百歳まで歩ける人の習慣 : 脚力と血管力を強くする』(PHP新書)の著者で、愛媛大学医学系研究科抗加齢医学講座教授、愛媛大学抗加齢・予防医療センター長の伊賀瀬道也先生に話を聞きました。
歩くための力には脚力だけではなく「血管力」が必要だそうです。
簡単にできる!100歳になっても歩けるように鍛える方法
歩くことが難しくなる原因
この本では100歳まで歩ける人になるため、脚力と血管力を鍛えるためのエクササイズやウォーキング事例をわかりやすく紹介しています。
歩くことが難しくなるのは、骨格筋という体を支える筋肉が低下することが大きく、歩くことによって骨格筋を鍛えたり、心肺能力やバランス能力を維持したりできるそうです。
また、歩くことによってマイオカインというホルモンが出ることで、認知症を予防する効果があるといわれています。
筋肉から出るホルモンにはいろいろなものがありますが、その中でしっかりと体を動かすための筋肉の所から出て重要な働きをしているホルモンを「マイオカイン」と言います。
歩くことが難しくなるのは、骨格筋という体を支える筋肉が低下することが大きく、歩くことによって骨格筋を鍛えたり、心肺能力やバランス能力を維持したりできるそうです。
また、歩くことによってマイオカインというホルモンが出ることで、認知症を予防する効果があるといわれています。
筋肉から出るホルモンにはいろいろなものがありますが、その中でしっかりと体を動かすための筋肉の所から出て重要な働きをしているホルモンを「マイオカイン」と言います。
老化を簡単にチェックする方法
ここで私たちの体は実際に老化しているのかどうか簡単に試せるテスト方法として、開眼片足立ち検査というものを紹介しました。
目を開けた状態で手を身体の横に楽におろしておき、左右どちらかの片足を上げて、軸足がずれないように何秒間立てるかを調べます。
例えば左右1回ずつやってみて良い方の記録を取ると良いのですが、65歳の平均は50秒以上ですので、耳の病気を持たれている方以外でこれより極端に短いと空間認知脳や身体のバランス力、筋力が衰えていることが疑われるとのことです。
目を開けた状態で手を身体の横に楽におろしておき、左右どちらかの片足を上げて、軸足がずれないように何秒間立てるかを調べます。
例えば左右1回ずつやってみて良い方の記録を取ると良いのですが、65歳の平均は50秒以上ですので、耳の病気を持たれている方以外でこれより極端に短いと空間認知脳や身体のバランス力、筋力が衰えていることが疑われるとのことです。
毛細血管が消える?
著書には「老化によって毛細血管がゴースト化する危険がある」と書かれていますが、これはどのような意味なのでしょう?
血管には心臓から血液を送る動脈と身体の隅々から心臓に返す静脈があり、その間の最終的な段階の細い血管を毛細血管といいます。
20歳代の時と比べると60代では4割減るそうで、これを「ゴースト化」と呼んでいます。
これにより隅々まで栄養が行き届かなくなり、女性の冷え性もこれが関係するともいわれていて、こちらも認知症につながりかねないことが最近わかってきているそうです。
伊賀瀬先生は「認知症予防ということで言うと、1日4千歩以上を常に歩くように心がけていただきたい」と語りました。
また、片足立ちを1日3回1分間行なうことで、トレーニング効果があるそうです。
血管には心臓から血液を送る動脈と身体の隅々から心臓に返す静脈があり、その間の最終的な段階の細い血管を毛細血管といいます。
20歳代の時と比べると60代では4割減るそうで、これを「ゴースト化」と呼んでいます。
これにより隅々まで栄養が行き届かなくなり、女性の冷え性もこれが関係するともいわれていて、こちらも認知症につながりかねないことが最近わかってきているそうです。
伊賀瀬先生は「認知症予防ということで言うと、1日4千歩以上を常に歩くように心がけていただきたい」と語りました。
また、片足立ちを1日3回1分間行なうことで、トレーニング効果があるそうです。
さらに鍛えるためには
片足立ちはいわば初級編ですが、さらに上級向けのトレーニングとして伊賀瀬先生は「ゆるジャンプ」を紹介しました。
大人になるとジャンプする機会はなくなったことに気づいた伊賀瀬先生。
身体の全体のバランスを整えながら、しかも筋力も必要となるジャンプをする習慣がつくと良いと語りました。
著書では1分間で100回飛ぶのが良いと書かれています。
北野が先日、試しにジムで試してみたところ、50回目で疲れたため、2回に分けてやってみたとのこと。
その他には浅田真央選手のように両腕を頭の上で交差させて100回ジャンプする「フィギュアスケートジャンプ」や、コサックダンスのような「コサックジャンプ」があります。
意外と難しく運動量が多いですが、ウエストが締まる効果もあるそうです。
まずはできる範囲から行なうのが良いとのことです。
(岡本)
大人になるとジャンプする機会はなくなったことに気づいた伊賀瀬先生。
身体の全体のバランスを整えながら、しかも筋力も必要となるジャンプをする習慣がつくと良いと語りました。
著書では1分間で100回飛ぶのが良いと書かれています。
北野が先日、試しにジムで試してみたところ、50回目で疲れたため、2回に分けてやってみたとのこと。
その他には浅田真央選手のように両腕を頭の上で交差させて100回ジャンプする「フィギュアスケートジャンプ」や、コサックダンスのような「コサックジャンプ」があります。
意外と難しく運動量が多いですが、ウエストが締まる効果もあるそうです。
まずはできる範囲から行なうのが良いとのことです。
(岡本)
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