北野誠のズバリ

どうすればいい?会社の先輩にいい顔をしたらトラブルに!

『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)の「大人電話相談室」コーナーでは、人生や恋愛、仕事などに関する悩みをリスナーが電話で打ち明け、パーソナリティの北野誠が回答しています。

10月10日の放送では、職場の先輩との付き合い方に悩む男性が相談者として登場しました。

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付き合い方を改善したい

相談者のAさんは30代の男性。

これまでいくつかの職場で、先輩への対応の仕方を誤ったためによくトラブルになったことから「自分を変えたい」と言います。

まずひとつ目のトラブルは22歳の時に居酒屋でバイトをしていた時。

夜に仕事が終わった後、始発まで一緒に飲んでいたほど親しくしてもらっていたのですが、当時専門学校に通っていた上に、週に4、5回も夜中に飲みに行くため、結構疲れていたそうです。

ある日バイトが終わった時に「疲れていたのでまた飲みに誘われると困る、でも面と向かっては断りづらい」と思ったAさんは、その先輩に挨拶をせずにそのまま帰ってしまいました。

その後「挨拶なしで帰るのは良くない。今度会ったら立てなくしてやるよ」と激怒りのLINEが。

Aさんは返事をせず、そのままバイトを辞めてしまいました。

ついいい返事をしてしまう

また、6歳ほど年上の会社の先輩3人がルームシェアしている部屋があり、そのうち1人が抜けることになりました。
電話で誘われたAさんはついつい「住みたいです」と即答。

しかし、1人の時間がなくなるといったことを考えると実際に住むのは嫌になってしまい、後で断りの電話を入れることに。

その時は問題がなかったのですが、半年後にあらためてルームシェアに誘われてしまいました。
AさんはまたもいったんOKした後で撤回してしまいました。

その先輩とはしばらく疎遠になってしまい、良くないと思ったAさんはあらためて直接謝罪して、関係を修復したとのことです。

誘いを断りづらい心理

自分の性格についてAさんは「先輩に気に入られようとし過ぎている」と自己分析しました。

北野「最初は相手に合わせてんねんけど、『しまった!』みたいな感じになんねんやろ?
このエピソード以外にもところどころ、『俺ちょっと軽く物を言い過ぎたな』っていう時なかった?」

Aさん「例えば予定が入ってるのに『行けます!』って言っちゃって」

誘いを断りづらいためついOKの返事をしてしまうという性格。
結局直前に断ってしまうことが何回も続くと、信用を失って次第に誘われなくなってしまうということにもなりかねません。

どんな解決策が

例えばルームシェアの場合、よく考えてみると昔からの友人ではなく、仕事の先輩と一緒に住むというのはなかなか窮屈なものです。

「前回断った」という負い目があったのかもしれませんが、北野は「あまり考えずに返事をしている。もう30代なので(その言動は良くない)」と苦言を呈しました。

そこで北野はズバリ「いっぺん保留しといたら?」とアドバイス。

飲み会などに誘われたら「ちょっと待ってください。予定を調べます」といって、あまり気乗りがしないなら、後できちんと断れば良いわけです。

最初のエピソードのようにそのまま返答もなく逃げてしまうのは良くないと北野は念押しし、「人間ってブッチし出すと、ずっとブッチせなあかんからね」と語りました。

北野「居酒屋の件でも次の日に『すいませんでした』って謝っておけば済んでてんけど、いっぺんケツまくって飛ぶやんか。そうすると、人間って習い性のようにそれするからなあ。

そこで人生生まれ変わるためには、まず謝るということもちゃんとやっとかなアカンねんけど。
どんなことを誘われたとしても、いったん保留するっていうことを常に心がけとかないと」

相手もそこまで即答を求めているわけではないと思いますので、1日返事を保留し、きちんと考えた上で返事をした方が良いというのが、今回の回答でした。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2024年10月10日14時13分~抜粋

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